ふきだし公園の名水や京極温泉・川上温泉が人気です

北海道の南西部に位置する、京極町。
同じ虻田郡に属する倶知安町・喜茂別町と西側から南側にかけて囲まれています。
北側で余市郡の赤井川村と、東側で札幌市の南区と隣接しています。
山林地帯が多い自治体で、市街地などは南西部に発達してきました。
京極町の南西端に屹立する羊蹄山は、町の観光資源のひとつです。
この山のふもとでは湧水が出ており、その区画全体を公園として整備したのがふきだし公園です。
公園は日常的なお散歩の目的地としてお使いいただけるほか、野外ステージやバーベキューハウスなどの設備をご利用いただくことも考えられます。
公園の湧水は、およそ30数年前に名水百選に選出されました。
その後時代が平成に変わると、生活を支える自然の水30選やの郷百選に相次いで選出されています。
湧水は現在、ミネラルウォーターやコーヒー、ゼリーなどの形でお手軽にご購入いただくことが可能です。
また、湧水を材料にした日本酒の生産も実施されています。
清酒・原酒・純米酒など種類が豊富。
近年は、町の新たな名産品と活用されるようになりました。
京極町は、温泉街を擁することでもよく知られています。
京極温泉はふきだし公園の近くにある温泉で、およそ20年前に開業しました。
現在は、もっぱら日帰りでご利用する施設です。
露天風呂から、壮大な羊蹄山をご覧いただけます。
町内にはもっと古くから存在する温泉もあります。
川上温泉は、大正末期に開業した温泉です。
現在は宿泊施設となっています。
京極町では30年ほど前から、鉄道が運行されていません。
そのため町民の移動の足となっているのはタクシー会社やバス会社のサービスです。
路線バスについては、道南バスのサービスをご利用できます。
幹線道路に関しては、国道276号線や北海道道97号線・478号線・784号線などがよく使われている車道です。
京極町の人口は昭和半ばから減少の一途をたどっていましたが、20年ほど前に微増に転じました。
2010年代は再度減少しており、2023年の時点で2,844人というデータが発表されています。
高齢化率については同年に、35.1%というデータが公開されました。
現在の京極町で介護施設へのご入居をご検討中の場合は、グループホーム・特別養護老人ホームなどにご入居できる機会があるでしょう。
ちなみに京極町では20世紀の終わり間際に、認知症専門の医療機関である羊蹄グリーン病院が設置されました。
内科や心療内科、精神科などの科目に対応しています。
また作業療法士がいるためリハビリで定評があります。