北相馬郡利根町は気持ちの良い散歩コースが多い町

北相馬郡利根町は、茨城県南部の町。
ちなみに下総国だった北相馬郡には利根町しかありません。
土地は平坦で、気候は概ね温暖。
農業が盛んで、米と共にさまざまな野菜が作られています。
町の南を流れる利根川の対岸は千葉県我孫子市です。
1889年北相馬郡布川町、文間村、東文間村、文村が町村制により成立。
1955年布川町、文間村、東文間村、文村が合併し、「利根町」になりました。
1971年利根川を渡る栄橋が掛け替えられ、町内には利根ニュータウン等が作られました。
それに合わせて人口も増加し、1980年代には人口が2万人を超えましたが、その後は緩やかに減少。
2017年には、茨城県の南地域で唯一、過疎地域に指定されています。
しかし、小学校から大学まで教育機関は揃っていますし、東京通勤圏に属しているので、若い世代も生活する町です。
交通アクセスとしては、栄橋を有する千葉県道・茨城県道4号や、若草大橋有料道路に繋がる茨城県道・千葉県道68号、茨城県道209号等の一般道が走行。
鉄道は通っていませんが、JR成田線の布佐駅が比較的近いです。
路線バスとしては、大利根交通自動車バスが利根町と常磐線取手駅や布佐駅を結んでいます。
町内を循環している無料の福祉バスも運行されており、誰でも利用できます。
観光スポットとしては、とね七福神や徳満寺、小林一茶句碑、赤松宗旦生家及び墓碑等が点在。
柳田國男のゆかりの地であることから、国男関連のスポットが多く、「柳田國男記念公苑」等が見られます。
お祭りやイベントも多く、どんど焼きや利根町駅伝大会、太刀祭、布川神社臨時大祭、琴平神社奉納相撲、利根町産業文化祭、地蔵市等が楽しめます。
特に夏に開催されている「納涼花火大会」が有名で、毎年大いに賑わう町のビッグイベントです。
また、利根川の土手は散歩コースとして人気。
美しい桜並木や銀杏の木が楽しめる通りも多く、散歩に適しています。
ドラッグストアやスーパーといった商業施設もありますし、利根町図書館や福祉センターといった公共施設も徐々に増えています。
利根町は「福祉や健康に注力している町」としてメディアに特集されたこともある町。
グループホームや介護老人保健施設等のシニア向けの施設もあります。
グループホームは入居時の頭金0円、月額利用料は10万円前後。
プライバシーを尊重し、自由時間も多い為「のびのびと暮らせる」という声が聞かれます。
さらには、お花見や夏祭りといった外出イベントが充実しているのでおすすめです。