10年以上前から駅のそばに飲食店が増えているところです

以前は、マンモス団地として名高い「竜ヶ崎ニュータウン」へ通じる駅というイメージが一般的でした。もちろん現在もその点は変わっていません。ただし駅からバスやタクシーを利用することが必要となります。
佐貫駅は、バスやタクシーが非常に発達した駅で、駅前のロータリーは年間を通して活気でみなぎっています。路線バスの運行元となっているのは関東鉄道がほとんどですが、龍ケ崎市および取手市が運営するコミュニティバスの路線も盛んに使用されています。
ほかにも佐貫駅からこれらの交通手段を使ってアクセスできる団地や駅付近の住宅地があるのですが、その一方でまだ手つかずの土地や農地などが残っている地区も駅近くに広がっています。買い物や飲食などは、駅付近で営業する店舗群でたいていは間に合います。
常磐線の管内で見ると、佐貫駅にいちばん近い乗換場所は2区間離れた取手駅でしょう。この駅では常総線への乗り継ぎが実現します。さらに2区間進むと、我孫子駅が登場します。この駅では成田線への乗り継ぎが可能です。
竜ヶ崎線に関しては、現在たったの3駅しかありません。隣接する入地駅、終点となっている竜ヶ崎駅に用向きがあるときはおすすめできますが。ただし利用率はそれほど低水準ではありません。1日ごとの乗降客数は、例年2000人を超えていると推計されています。
その一方、JR側の利用率は10数年前から低下しています。1日ごとの乗客数を算出すると、2004年に16000人以下に落ち、その6年後に15000人以下に落ちています。そして2013年には14000人を割り込んでおり、長期的な減少を案じる声が上がっています。
佐貫駅の周囲でも高齢化のスピードは落ちていません。介護施設は少しずつ誘致されてきましたが、駅に近い範囲についてはなかなか開業が一筋縄にはいかないようです。したがって、施設を見つけたいなら3キロ以上離れたあたりからが見つけやすくなるでしょう。3~5キロくらいが、いちばん施設の比較をしやすいエリアになりそうです。
施設の形状に関しては、サービス付き高齢者向け住宅と住宅型有料老人ホームの2種類がたくさん建てられている模様です。料金は基本的に安く、入居一時金がないところでいっぱいです。