「高齢者のための食事教室」など高齢者のコミュニケーションの場がたくさん

小倉南区は、北九州市の行政区の一つ。
面積では市全体の約35%を占め、市内7区の中で最も面積が広い街。
また、工業地帯である苅田町へ通勤する人も多く、ベッドタウンとしての役割を果たしてきたため、住宅やマンションも多い区ですが、野山や農地などの緑も残る場所でもあります。
特産品としては「合馬のたけのこ」が有名。
交通アクセスとしては「西鉄バス」が区民の主な足です。
他にも北九州モノレールやJR九州の日田彦山線などが通っています。
また、北九州空港が新しくなったため、一部ではありますが国際線も飛んでいます。
小倉南区の2023年の高齢者人口を見ると20万7,516人で、高齢者人口は約6万189人。
高齢化率は29.0%です。
全国平均は29.0%なので、小倉南区はほぼ同じ水準です。
高齢化が進んでいる中、北九州市は高齢者福祉サービスを実施。
小倉南区もそのサービスに積極的に取り組んでいます。
「介護のサポート」と「介護予防」それぞれに重きを置き、さまざまなサービスを実施しています。
また、高齢者の栄養にも心を配り「ふれあい昼食交流会」や「高齢者のための食事教室」を開いています。
どちらも低料金、あるいは無料で参加でき、高齢者のコミュニケーションの場ともなっています。
そして、介護予防のための「ひまわり太極拳教室」などを行い、無料で習えるようにしています。
その他にも非常に多彩なサービスがありますので、積極的に参加してみるとよいでしょう。
また、小倉南区は比較的広いので、介護施設は特別養護老人ホームなどの公的介護施設も含めると区内に60か所以上あります。
その中でもサービス付き高齢者住宅は入居時の費用が0円で、月額利用料も15万未満の施設があるので、金銭的に魅力があります。
しかし、この料金には介護サービス代が含まれていない場合もありますので、少し注意が必要です。
グループホームも各所にあります。
ほぼ満床状態ですが、空きがある所もありますので、担当ケアマネージャーがいる方は、ケアマネに紹介してもらいましょう。
ケアマネがいない方は、地域包括支援センターに相談すれば、センターの担当者が相談にのってくれます。
そして紹介してもらったグループホームなどに行くと、その施設のケアマネージャーが担当ケアマネになってくれますので、よくわからない方は、とりあえず地域包括支援センターに相談することをおすすめします。