北九州市のすぐ隣です。便利な生活が期待できる地区

福岡県の北端に位置する、遠賀郡。
現在は遠賀町のほか、芦屋町・水巻町・岡垣町の4つの町で構成されています。
明治期には、現在の北九州市の土地の多くが属する広大な行政区でした。
郡内は南部から西部にかけて緑が多く残る高地で、市街地や農地などは東部から中央部分にかけてつくられてきました。
北九州市と隣接しているため、この大都市のベッドタウンという役目を数十年来引き受けてきました。
また、距離があるものの西方に位置する福岡市に通勤する住民もこの半世紀である程度増加しています。
遠賀町は、田園地帯が未だ各地に残る町です。
寺社仏閣が多いことで有名で、代表的なところに堂塔寺・常楽寺・伊豆神社・貴船神社などがあります。
20年以上前に開業したゆめタウン遠賀が、現在の町内で最大のお買い物場所となっています。
もともとこのショッピングセンターの付近は、郊外型の大きな商業施設が集中していて便利です。
遠賀川の河口に立地する芦屋町は、北九州市との結びつきが非常に強い自治体。
町内の中心市街地の近くに、正門通り商店街があります。
国道495号線に近いため簡単に出向いていただけるという利点があります。
医師の診察をお受けになりたいときは、町営の総合病院に足を運んでいただくとよいでしょう。
水巻町は、昭和の前半までは石炭などを軸とする鉱業・工業で名高い町でした。
その後はベッドタウンとして住宅開発などが盛んに進められるように変わり、現在に至ります。
特に国道3号線やJRの鹿児島本線といった主要な交通機関の近辺に、大規模な集合住宅が密集しています。
岡垣町は、宅地開発と並行して自然や景観の保全を厳密に実施している点が特長的。
「うみがめもかえる町」というスローガンを掲げています。
波津地区は漁港や海水浴場がつくられている場所で、環境省快水浴場百選に選出されたことがある名所。
釣り人の間で人気が高い場所でもあります。
また岡垣町の海岸には、三里松原という名所があります。
ここは海岸に沿って10キロ以上続く長大な松林で、眺めのよさが評価されたために日本の白砂青松100選に選出されました。
遠賀郡で今から介護施設をお探しになる場合は、グループホームがとても見つかりやすいでしょう。
そのほか、公営の施設では介護療養型医療施設や特別養護老人ホームに、民営の施設ならサービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホームにめぐり会える機会があるでしょう。
施設によって、少しずつ異なる持ち味があるのが印象的です。