重富駅周辺は自然も豊か。住宅型有料老人ホームは家庭的な雰囲気

重富駅は、鹿児島県姶良市の脇元に位置するJR九州「日豊本線」の駅。1901年に開業しました。当時は旅客・貨物共に扱っていましたが、1971年貨物の取り扱いが終了。それから16年後に国鉄からJR九州の駅になりました。
国分駅(現隼人駅)から鹿児島駅まで開業した当初から存在する歴史の長い駅です。開業当初、東隣は加治木駅で、その後姶良駅・帖佐駅・錦江駅が誕生していきました。一時期無人化されていましたが、歴史が長く駅舎が立派等の理由から、現在は昼間のみ駅員が配置されています。
ICカード「SUGOCA」も使える駅で、駅舎は1950年に改築された和風駅舎。落ち着いた雰囲気が魅力です。2面2線のホームには日豊本線の隼人・国分・都城方面行き上り列車と、鹿児島中央方面行きの下り列車が停車。特急「きりしま」も一部止まります。
上下線共に1時間に1~3本程発着。鹿児島中央方面行きのみ、朝の通勤時間帯には4本程に増加。1日あたりの平均乗車人員は2007年度589人、2009年度610人、2011年度576人、2013年度545人。利用者数は安定しているのが分かります。
帖佐駅を中心とした姶良市内の中心街からは少々離れていますが、鹿児島駅まで日豊本線に乗れば最短13分程度。鹿児島中央駅までも最短17分程度です。そのアクセスの良さからベッドタウンとしても人気があります。
駅の東には鹿児島湾が広がり、西には山々がそびえる自然の美しい場所です。駅周辺にはドラッグストアや重富民俗資料館、そのほか内科、歯科などの病院が点在。施設が揃っているので生活に不便することはないでしょう。
また、県道10号「姶良バイパス」が日豊本線と並走。重富小学校や中学校もあり、子どもの姿も見られるエリアです。駅から歩いて15分程の場所には重富温泉も。日帰り入浴施設もありますので、気軽に温泉が楽しめます。
駅エリアには住宅型有料老人ホームやグループホーム、介護老人保健施設等ができています。住宅型有料老人ホームは入居時の費用・月額利用料共に10万円前後。居室には介護ベッドやエアコン、家具、ナースコール等が完備されており、身軽に入居できると評判です。皆で洗濯をしたり、お茶を飲んだり…家庭的な雰囲気で、のんびり過ごせます。
重富駅周辺は静かな住宅街。帖佐駅や鹿児島駅にも行きやすいのが魅力です。老人ホームをお探しの方は、一度重富駅エリアにあるシニア向けの住まいにも見学にお越しください。