中央区は福岡の中心地。介護施設は高級系が多く、アクセスは良好

中央区は、福岡市の7行政区の一つで、博多駅のある「博多区」と共に福岡の中心エリア。
九州最大の繁華街「天神」には他県からも買い物客が訪れます。
観光スポットも多く、ラーメンで有名な「長浜エリア」や福岡県立美術館や福岡市動物園、そしてプロ野球チーム「福岡ソフトバンクホークス」の本拠地である「福岡 ヤフオク!ドーム」も。
交通アクセスも発達しており、主に地下鉄とバスが活用されています。
福岡市交通局の「空港線」に乗れば福岡空港まで直通。
「七隈線」も南回りで区内を通っています。
バスは主に「西鉄バス」が天神にある「西鉄天神高速バスターミナル」を中心に中央区内を走行中。
西鉄電車の「天神大牟田線」も天神に乗り入れているため、毎日の通勤・通学者の足代わりとなっています。
また、天神中央公園から観光水上バス「福博みなとであい船」も発着。
福岡の町並みが眺められるので好評のようです。
観光および商業の中心ですから、人口も多く2023年の調査では19万7,535人、高齢化率19.0%となっています。
この年の全国平均が29.0%ですから、中央区は大変若い街なのが分かりますが、高齢化率も緩やかに上昇していますので、区は具体的な高齢化対策を打ち出し「歳をとっても安心して暮らせる街づくり」を行っているのです。
中央区は地域包括支援センター「いきいきセンターふくおか」を区内に5カ所も設置し、高齢者とその介護者が気軽に相談できるようにしています。
このセンターは市内57カ所あり、福岡市の介護のサポート拠点となっていますので、介護にまつわることなら何でも相談に行くと良いと思います。
区内には介護付き有料老人ホームなどもありますが、立地の良い場所ですので、料金は安いとは言い難い金額。
高級系も多く、介護付き有料老人ホームは入居時の費用が980~5,600万円、月額利用料は17~24万円程度。
住宅型有料老人ホームは入居時の費用700~2000万円月額利用料18~26万円程度。
サービス付き高齢者向け住宅なら、入居時の費用が11~16万円、月額利用料が17万円といった金額ですが、他のエリアに比べるとやはり高めです。
しかし、中央区は交通アクセスが良好で、ご家族も面会のついでに立ち寄れる場所も豊富。
他のエリアの介護施設に比べると、入居した方も家族に用事を頼んだり、面会に来てもらったりするのが気。
一度、中央区の介護施設内を見学してみてはいかがでしょうか。