北永野田駅周辺は自然が溢れる。住宅型有料老人ホームはリハビリ充実

北永野田駅は、鹿児島県霧島市の霧島永水に位置するJR九州「日豊本線」の駅です。
1932年国鉄の駅として開業。1979年無人化され、1987年JR九州の駅となりました。ちなみに駅名に「北」がついているのは、開業当初存在していた大隅線の「永野田駅」と区別するためです。
駅の標高は329m。鹿児島県の駅及び日豊本線の駅としては最も高い場所にある駅で、ホームも勾配の途中に設置されており、簡易駅舎はホームより高いため、階段で繋がっています。2面2線のホームには日豊本線の都城・宮崎方面行き上り列車と、国分・鹿児島中央方面行きの下り列車が停車。運行時間は朝の6時から夜の22時までです。
1日の平均乗車人員は2000年度9人、2003年度7人、2005年度6人、2007年度6人、2009年度8人、2013年度3人…と、利用者はごくわずか。発着本数も少なく、上下線共に数時間に1本程度。そのため、駅のすぐ近くを走る県道471号上に「北永野田駅」バス停留所が設置され、霧島ふれあいバスが運行する永水方面行きのバスが利用できるようになっています。
駅周辺は公民館や農場、養鶏場、湯穴温泉等が点在するのどかなエリア。自然に溢れ、美しい山々が連なります。駅の北西には霧島神宮も。ここは由緒ある神社で、重要文化財も有しており、パワースポットとしても有名になりました。また、霧島神宮の近隣には国民保養温泉地にも指定されている霧島温泉郷もあり、ゆったりと温泉につかれます。
駅からは少し離れますが、住宅型有料老人ホームやグループホーム、介護老人保健施設も誕生。住宅型有料老人ホームは入居時費用0円・月額利用料は15万円未満が費用の相場です。介護度の改善を目指して機能回復運動やリハビリも実施。理学療法士が丁寧にサポートしてくれるのが魅力です。
また、お花見や初詣、餅つきや夏祭り等々…季節のイベントも豊富。室内でのレクリエーションもこまめに行っていますので、楽しく過ごせるでしょう。24時間スタッフによる見守りも実施。夜中に具合が悪くなりやすい方も、安心して眠れると思います。
北永野田駅周辺は足を伸ばせば温泉もありますし、「老後は大自然の中で暮らしたい」と思っておられる方にふさわしい場所です。一度駅エリアにあるシニア向けの住まいにも見学にお越しいただきたいです。予約しておくとゆっくり見学できるのでおすすめです。