南宮崎駅周辺は買物・交通便利。住宅型有料老人ホームは娯楽豊富

南宮崎駅は、宮崎県宮崎市の東大淀二丁目に位置するJR九州の駅です。1913年「赤江駅」として開業し、1915年「大淀駅」に改称。1942年に「南宮崎駅」に再び駅名を改称し、現在に至ります。
都城・鹿児島中央方面への「きりしま」と、延岡・大分方面への「にちりん」等、特急同士の乗換駅で、宮崎県の鉄道の交通要衝です。2面4線のホームには日豊本線と日南線、宮崎空港線が乗り入れます。全ての列車が停車する駅で、特急「にちりんシーガイア」「ひゅうが」「海幸山幸」も発着。ICカード「SUGOCA」も利用可能です。
エレベーターもあるバリアフリー仕様の橋上駅舎にはみどりの窓口や食堂、売店も。駅弁も販売しているので、旅行におでかけの際は嬉しいですね。日豊本線の宮崎・延岡・大分方面行き上り列車と、田野・都城・鹿児島中央方面行き下り列車、日南線の青島・油津・志布志方面行きと、宮崎空港方面へ向かう宮崎空港線が止まるため、大変便利です。
1日あたりの平均乗車人員は1999年度2,076人、2003年度2,217人、2006年度2,088人、2009年度1,943人、2014年度1,939人。利用者数は安定しており、宮崎県内では宮崎駅に次いで2番目に利用者の多い駅となっています。宮崎県立の宮崎工業高等学校、宮崎農業高等学校、宮崎南高等学校が近隣にあるため、学生の利用率も高め。
駅の北には大淀川が流れ、周辺は宮崎市の中心地の南端部。商業施設も多く、ショッピングセンター「宮交シティ」や家電量販店、ドラッグストア、スーパー等が集まっているので買い物がしやすいです。宮崎市役所の最寄り駅でもあり、宮崎市民文化ホールや宮崎市南部記念体育館といった公共施設も点在。
駅前の宮崎交通が運行する「南宮崎駅前」バス停は発着本数が少なく、博多駅筑紫口へ向かう「サンマリンライナー」と「みとシティライナー」の共同バス停となっています。一方、駅から300mほどの場所にある宮交シティにはバスターミナル「宮交シティバスセンター」があり、宮崎市内や宮崎県内外への路線バス・高速バスが多数発着。とくに宮交シティと宮崎空港を繋ぐバスは、南宮崎駅に発着する列車よりも便数が豊富です。
南宮崎駅エリアは利便性の高い場所。それでいて大淀川市民緑地等の自然に親しめるスポットもあるのでシニア世代にもおすすめのエリアです。駅周辺には住宅型有料老人ホーム等も増加中。なかには麻雀等の娯楽が豊富なホームもありますので、ぜひ見学にお越しください。