日本一の清流の沿岸に延びる、美しい町です

北海道の南西部に位置する、蘭越町。
寿都郡に属する寿都町や黒松内町、虻田郡に属する倶知安町やニセコ町など多くの自治体に取り囲まれています。
北西端の一部に、日本海に面した海岸線を有しています。
この日本海に河口を持つ尻別川は、サケ・サクラマスが遡上する川として有名になりました。
日本一の清流と謳われる美しい水と周囲の自然の豊かさは、絶賛に値します。
この川は町内を東西に横切って流れており、集落や水田はこの川の沿岸につくられてきました。
現在は、比較的高地にも畑地がつくられており、野菜・果実の生産が行われています。
また畜産業も活発です。
肉牛と酪農の双方で安定した収益を誇っています。
蘭越町は、山林地帯に四方を取り囲まれた場所にある町です。
北部や東部はニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されており、景観に恵まれた山々が目立ちます。
北端にそびえる雷電山と目国内岳は、山頂が1,000メートルを超えるためひと際存在感があります。
どちらも登山家の間では、話題になることが多い名峰です。
蘭越町は、隣接するニセコ町と同様にニセコ温泉郷を擁する町としてよく知られています。
五色温泉や目国内岳などは設備が充実しており、日帰りのご入浴もお泊まりでのご利用もお気軽にお楽しみいただけます。
平成の初めに創設された、蘭越町貝の館は貝類を専門に研究している学術施設です。
冬季の間は営業していませんが、それ以外の季節でしたらさまざまな展示内容をご見学できます。
蘭越町で列車にお乗りになりたいときは、JRの函館本線をご利用可能です。
駅は現在、3ヵ所設置されています。
路線バスについては、北海道中央バスのサービスをご利用可能です。
また、町営のコミュニティバスにもご乗車できます。
幹線道路に関しては、国道5号線と229号線や北海道道207号線・267号線・268号線・343号線・752号線などがよく使われています。
蘭越町の人口は、昭和半ばの高度経済成長の時代から減少傾向に入りました。
2023年の調査結果を振り返ると、4,493人を記録していたことがわかります。
高齢化率に関しては同年に、39.6%というデータが公開されています。