パノラマ
河童の伝説が豊富な、今川のほとりでの暮らし
田川郡添田町から福岡県北東部を縫うように流れ、瀬戸内海にそそぐ今川。平成の初頭になると行橋市内では、そのほとりに今川河童駅が建設されました。河童の伝承は、日本各地に残っていますが、駅名の由来になった例はめったにないと思われます。今川河童駅の近辺は、人口密度がかなり低い地域ですが、地区内のあちこちに河童の伝説にちなんだ施設がつくられてきました。今川河童駅から見ると、集落は駅の東側につくられています。どちらかといえば、都心部のにぎやかさよりも静けさに満ちた地方ならではのライフスタイルを愛好する高齢者に適した地域性となっています。今川河童駅は、県道34号線に近接しているほか、250号線にも近いです。それから、駅の南側を東九州自動車道が走り抜けています。この車道に関しては、パーキングエリアにも近く簡単に車でアプローチできます。パーキングエリア内にはバス停が併設されています。乗り入れているのは一般の路線バスではなく高速バスとなります。北九州から別府・大分エリアまでを幅広く往復しています。今川河童駅は、平成筑豊鉄道の田川線に所属する駅です。管内では、発着駅である行橋駅と2区間しか離れていません。この発着駅で一時下車すると、JRの日豊本線に乗り換えができます。行橋駅を除くと、乗り換え地点は終着駅である田川伊田駅しか存在しません。この駅までは20キロ以上離れていますが、伊田線およびJRの日田彦山線への乗り換えができますので、重要性が高い駅です。今川河童駅は、周囲に利用者があまりいないことから、駅員が終日派遣されない体制で運営されてきました。これから介護施設を探す上でもその点には配慮する必要が出てくるでしょう。とはいえ、施設探しがとても難しいというわけではありません。現に、駅から2キロ以内で探しても施設は出てきます。条件などが合えば徒歩10分程度で行ける場所にある施設に入居できかもしれません。とはいえ、基本的には5キロ以内、次いで10キロ以内と広いエリアを探すようにしたほうが建設的でしょう。施設のタイプに関しては、グループホームの割合がとても高いです。その他であれば、住宅型有料老人ホームないしサービス付き高齢者向け住宅などが希望者を募集しています。 画像の一部はwikipediaから引用しています
