千葉県にある海辺の都市。駅近でも格安な介護施設が魅力

富津市は、千葉県の房総半島の西側にあります。
地理的には県庁所在地である千葉市から南に50kmの場所に位置。
東京23区からも100km圏内で、東京方面と富津市を結ぶ高速バスも多数。
交通アクセスは日東交通・京成バスの「君津線」や房総なのはな号の「館山線」などが東京ルートを運行中。
高速道路「東京湾アクアライン」を通って、気軽に東京駅まで行けるので便利です。
市内には天羽日東バスなどの一般路線バスが走っています。
電車も、富津市の中心駅である「大貫駅」にJR東日本の「内房線」が停車。
富津市が広いのもありますが、「内房線」は大貫駅以外にも、佐貫町駅・上総湊駅など、市内6つもの駅に止まるので利用しやすいでしょう。
また、東京湾に面しているため海水浴・潮干狩りなど、海が楽しめる街。
重要港湾「木更津港」や、東京湾フェリーが出ている「浜金谷港」などの港があります。
東京湾フェリーを介して神奈川県横須賀市とも隣接しています。
富津市は大変観光スポットの多い街。
温泉や高宕山自然動物園、鋸山などがあり、鋸山は「鋸山ロープウェー」のおかげで、シニア世代でも気軽に遊びに行ける場所となっています。
東京湾にせり出す富津岬には展望台などもあり、海を眺めることも出来ます。
首都圏や千葉市にも比較的近く、交通アクセスも整っているのですが、2023年のは高齢化率は39.3%と、非常に高い数値。
2005年には25.4%だったのに対し、約18年で13.9%も増加、高齢化の深刻さが伺えます。
そのため、富津市は高齢者を支えるための高齢者福祉サービスを実施。
車イスや歩行器の貸出、敬老祝い金の支給など、さまざまなサービスを行うことで、高齢になっても楽しく生きていける街を目指しているのです。
また、介護施設の積極的な認可を行い、高齢者の住まいを確保。
養護老人ホームが市内に2カ所程ありますし、住宅型有料老人ホームも低価格で入居できるようになっています。
住宅型有料老人ホームは入居時の費用が0~10万円、毎月の基本利用料も16~21万円程度。
介護が別ですので、介護が必要になった場合には外部から訪問介護などを頼み、生活するシステム。
その分基本料が安いですが、介護が必要になればなる程、加算される金額が上がります。
事前に見学に行き「どれくらい介護サービスを付加しないといけないか?」そして「サービス代を合計すると実際の総費用はいくらか?」といった相談をしておくと安心です。