公園の多い市内は、高齢者がのんびり暮らすのに最適な場所

秋田県南東部にある都市。
2005年に大曲市と神岡町、西仙北町などの7町村が合併して生まれた大仙市。
合計8エリアが一つとなったため、市内には出羽山地から穀倉地帯である横手盆地、そして真昼山地などが広がり、その面積は東京23区よりも広いのが特徴。
自然の溢れる田園都市で、水や米などが美味しく、日本酒の生産地でもあります。
また、地理的な特徴としては、羽州街道などの秋田県の南エリアを結ぶ道が、交差している地点で、市の中心地である大曲などの地区は昔からの交通要衝。
近年、秋田自動車道、大曲西道路が開通し、今でも南部地区の交通において重要な場所となっています。
交通アクセスは主要駅である大曲駅を中心に広がっています。
大曲駅には秋田新幹線が止まるようになったため、東京から大仙市まで約3時間30分で行き来できるようになりました。
その他にもJR東日本の「奥羽本線」や「田沢湖線」が乗り入れ、バスも大曲駅から徒歩2分程の距離にある「大曲バスターミナル」に多くの系統が発着。
飲食物も美味しく、自然も美しい場所ですが、2023年の調査結果では大仙市の高齢化率は39.1%で、2025年までには40%を超える予想です。
そもそも秋田県全体の高齢化率が高く、ほとんどの市町村が30%を超えているのが現状。
人口の減少に反比例して高齢者人口は年々増加しているのが原因で、高齢者の介護者不足などが問題になっています。
そのため市は高齢者福祉サービスを推進。
大仙市は雪の深い場所ですので、「高齢者等除雪サービス」事業を行い、高齢者世帯の家が雪で倒壊するのを防いでいます。
このサービスは有料ですが、雪かきができない高齢者も多いので、利用者も多いようです。
市内には介護施設もあり、サービス付き高齢者住宅でしたら、入居時の費用が0円、月額利用料も食費込みで8万円という所もあります。
毎日レクリエーション等がある住宅型有料老人ホームでも、月額利用料は10~15万円程度です。
やはり都心に比べると大変安いですので、仕事などで市外に出ていた方も、老後は大仙市に帰ってきて、地元の介護施設に入居するというもの良いのではないでしょうか。
市内には温泉もあり、高齢者に入湯料の半額券や無料券を給付しています(市の指定温泉施設でのみ利用可)。
さらに、市内には公園も多く、年を重ねてもゆったりと過ごせる街です。
是非、大仙市の介護施設に見学に行ってみていただきたいです。
見学予約をしておけば、入居後の日用品代なども含めた実際の費用を詳しく計算してもらえますのでおすすめです。