2006年に誕生した自治体。温泉や山の美しさで有名

秋田県の北西部に位置する、山本郡三種町。
男鹿市や能代市、北秋田郡上小阿仁村などと境界線を接しています。
2006年の3月に、旧琴丘町・旧山本町・旧八竜町という3つの町を統合して発足した、まだ新しい自治体です。
町内を流れている「三種川」が、新たな町名の由来となりました。
町内の東側は主として深い緑に覆われた地域です。
南側から西側は南秋田郡大潟村と接しており、境界線に沿って八郎潟の東部承水路が流れています。
日本一高い砂山として知られる丸山や、房住山・八郎湖などの雄大な自然が多く残っている地域です。
秋田県の郷土料理によく登場する食材である「ジュンサイ」の生産地として有名で、現在も町内にはジュンサイが繁茂した湖沼が少なくありません。
三種町の西端は日本海に面しています。
このため、夏になると海水浴目当ての観光客が集まります。
釜谷浜海水浴場は、環境省が2006年に発表した「快水浴場百選」に選ばれています。
このほか町内には、砂丘温泉や森岳温泉といった景勝地がたくさん。
森岳温泉は、第二次大戦の終戦から数年後に、原油の採掘中に発見された新しい温泉で、湯ざめしにくいという特徴を持った塩化物泉であることで有名です。
入湯施設の周囲には、ゴルフ場をはじめとした娯楽施設がたくさん集まっています。
このほか町内には、「八竜の獅子舞」・「鯉川の祭り」といった名物が存在します。
鉄道については、JRの奥羽本線の駅を4ヵ所ご利用いただけます。
バスについては、秋北バスと秋田中央交通が運行する一般路線にお乗りになるとよいでしょう。
高速道路については、秋田自動車道が走り抜けており、八竜インターチェンジや琴丘森岳インターチェンジをご利用可能。
国道は7号線と101号線の2本が通っています。
三種町の人口は、ゆっくりと時間をかけて減り続けている段階です。
1980年代後半までは25,000人を超えていました。
それからおよそ20年経過すると20,000人を割り込んだことが明らかにされました。
町内の高齢化率は2023年に調査された時点で46.5%となっており、2025年までには50%を超えるとの調査結果も出ています。
これから介護施設へのご入居をお考えの場合は、グループホームや特別養護老人ホームなどを多く見つけていただけます。
そのほか、介護老人保健施設や介護付き有料老人ホームを発見していただける機会も増えました。
安い施設をお望みの場合、月額利用料が13万円以下の施設や入居一時金が0~10万円くらいの施設をお探しになるとよいでしょう。