入居金0円の施設に豊富な選択肢が

由利本荘市は、2005年本荘市と由利郡(矢島町や鳥海町などの7町)が合併し誕生した秋田県の南部の都市。
日本海に面しているため、本荘マリーナ海水浴場などの海水浴場や、道川漁港や本荘漁港といった漁港もあります。
名物としては、日本海の新鮮な魚介類だけでなく、秋田由利牛やフランス鴨など、多くのグルメがあります。
道の駅も点在しており、シニア世代も買物やグルメを楽しんでいるようです。
しかし、由利本荘市の魅力はグルメだけでなく、市内にはスキー場や温泉といった観光スポットもあることです。
そのため市は観光にも力を入れ始めており、ホームページなどで由利本荘市の魅力をアピールすることで観光客を呼び込んでいます。
街の魅力を知れば、観光客だけでなく「この街で暮らしたい」と思う方も現れるかも知れません。
由利本荘市は人口増加計画や高齢化対策が必要な都市です。
なぜなら、市の高齢者数は着実に増えているのですが、総人口は年々減少しているのです。
更なる人口・高齢化対策のため、市はさまざまな計画を練る段階であると言えるでしょう。
2023年の調査では市の総人口が7万2,753人、その内、高齢者数は2万8,040人。
高齢化率は38.5%。
「3人に1人は高齢者」という状況のため、市は高齢化対策と共に高齢者福祉サービスの推進にも本腰を入れています。
さまざまな福祉サービスを展開する中で、「高齢者の住まい確保」にも目を向け、「居宅サービスの充実と入所施設の整備」を実施。
在宅介護の方を24時間365日サポートする体制づくりや、介護施設の待機者を減らす運動などを行っているのです。
市内の介護施設としては特別養護老人ホームやサービス付き高齢者住宅などがあります。
特徴は料金の安さで、入居時の費用が0円・月額利用料も8~12万円程度といったところが多数。
全国からの入居に対応している施設も多いですので、介護施設の料金が高い都市に住んでいる方などにもおすすめです。
自然の豊かな場所ですが、交通アクセスも比較的整備されています。
市の主要駅は「羽後本荘駅」で、JR東日本の「羽越本線」も乗り入れています。
その他にも由利高原鉄道の「鳥海山ろく線」も運行中。
この「鳥海山ろく線」は4月末から5月頭まで、沿線に鯉のぼりが飾られ『鳥海山ろく線こいのぼり列車』となり、子供やお孫さんを連れた家族で賑わいます。
バスも羽後交通の一般路線バスが市内を走っています。
是非、由利本荘市の観光スポットや介護施設見学に一度足を運んでいただきたいです。