大館市はきりたんぽと忠犬ハチ公の誕生の地として有名

大館市は秋田県北部の街。
青森県と隣接しています。
1951年大館町と釈迦内村が合併して「大館市」が誕生。
人口は年々減少し、2023年に6万8,083人との調査結果が出ています。
伝統工芸品に指定されている「大館曲げわっぱ」が有名ですし、「きりたんぽ」は大館市が本場。
比内鶏やトンブリ、じゅんさい、日本酒…といったグルメも豊富です。
また、忠犬ハチ公(秋田犬)の生誕地としても知られ、大館駅前にはハチ公の銅像も建てられています。
市域のほとんどが山間部で、米代川やその支流の流域に集落が集中。
米代川と長木川の間は大館盆地で、大館市役所や裁判所といった公共施設、大館城址、JR花輪線の東大館駅等のある中心街となっています。
主要駅はJR東日本の「奥羽本線」と「花輪線」が乗り入れる大館駅ですが、中心街からは離れており、交通と商業が別々に発展した珍しい都市です。
国道7号や国道103号、秋田自動車道等が交差する場所でもあり、秋田自動車道は大館南IC、大館北IC等から乗降可能。
秋田市等の南部方面への交通アクセスが余り発達しておらず、東北自動車道や奥羽本線で結ばれた青森県弘前市方面との繋がりの方が強いのも特徴です。
また、市内を巡る秋北バスや大館能代空港へ向かうリムジンバス、さらには東北新幹線の止まる盛岡駅行きや仙台行き、池袋行き等の高速バスも発着。
盛岡駅行きの「みちのく号」は人気があり、年間約21万人が利用しています。
ちなみに大館駅からリムジンバスに乗れば大館能代空港まで50分以内で行けるでしょう。
大館市は銀行の支店などの金融機関や、イオン等の大型ショッピングセンターやホームセンター、コンビニや飲食店、道の駅やたて峠、道の駅ひない等の商業施設、公園や温泉といった娯楽スポットがあります。
大館市田代診療所、大館市休日夜間急患センターや大館市立扇田病院、大館市立総合病院、高度救命救急センターも兼ねる弘前大学医学部附属病院等、医療機関が充実。
サービス付き高齢者向け住宅やグループホームといったシニア向けの住まいも少しずつ増えています。
東大館駅の徒歩圏にも出来ており、交通の便での評判も高いです。
サービス付き高齢者向け住宅は完全個室で、居室にはトイレやキッチン、風呂、ナースコール完備。
場所によってはインターネット環境も整っているので、自室でのんびりパソコンなども出来ます。
大館市の高齢者向け住宅は都市圏の住宅に比べると居室が広めの所が多いのも魅力でしょう。