にかほ市は鳥海山などの自然を満喫出来るスポット多数

にかほ市は、秋田県南西部の街。
2005年由利郡の金浦町、仁賀保町、象潟町が合併して発足しました。
秋田県で唯一のひらがなを使った都市名です。
交通アクセスとしては、JR「羽越本線」が通り、小砂川駅、 象潟駅、仁賀保駅等から利用できます。
バスは羽後交通やにかほ市コミュニティバスが市内を巡回。
象潟合同タクシーがマイクロバス路線も運行していますし、予約制の秋田空港行き・庄内空港行きのバスもあるので便利です。
高速道路は日本海東北自動車道が仁賀保IC、象潟IC、金浦ICから利用可能です。
市の鳥は「海鵜」、市の木は「むら杉」、市花は「ねむの花」そして市の魚は「鱈」となっています。
それぞれ、にかほ市を象徴しており、特に海鵜は本州の日本海側としては唯一、大須郷海岸を繁殖地としている為、大事に観察されています。
漁業が主産業で、小砂川漁港、象潟漁港、平沢漁港、金浦漁港を中心に、サザエやアワビ、ワカメ、岩ガキやウニ等が獲れる為、海の幸の美味しい街です。
タラ漁やハタハタ漁も盛んで、砂浜では「ブリコ(ハタハタの卵)のじゅうたん」も見られます。
人口は3万人前後をずっと維持していましたが、2015年頃から2.5万人程度に減少し、2017年の推定人口は24,542人となっています。
しかし、大変自然豊かな街で、春は勢至公園、三崎公園や仁賀保公園等の桜が美しく、夏は海水浴場で海遊びが楽しめます。
鳥海山や日本海が一望できる「仁賀保高原」では、秋風で回る15基の風車や、ススキがそよぐ光景が見られるでしょう。
その他にも新緑や紅葉の美しい鳥海山や、松島と並び称される「九十九島」、樹齢300年のブナの木がある「中島台レクリエーションの森」、水の中で球状に発達する「鳥海まりも」が見られる「獅子ヶ鼻湿原」、毎日5万トンもの水が湧き出す「元滝伏流水」等々、自然が満喫できる観光スポットが多数。
特に鳥海山は登山家にも人気です。
市内には道の駅やホームセンター、スーパーやドラッグストア、コンビニ等もありますし、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホーム等のシニア向けの住まいも出来ています。
サービス付き高齢者向け住宅は園芸やリハビリ運動、ものつくり体験、芸術活動などが楽しめますし、生活相談や安否確認などのサポートが受けられるのも魅力です。
一方、住宅型有料老人ホームは食事に力を入れており、日本全国の名物料理をふるまう「郷土料理の日」を設けているホームもあります。
また、夫婦入居可能な部屋も用意されていますので、二人で入居できるのもメリットでしょう。