夏になると河川敷で、盛大な花火大会を楽しめます
駅の周囲には市役所のような重要性の高い施設がそこそこ集まっており、市の中心部としてかなり便利です。特比すべき点は、「大曲厚生医療センター」が建てられていることや「花火通り商店街」に近いことでしょうか。高齢者の暮らしを考えるなら、充実した医療機関があることや親しみやすいショッピングエリアがあることはおおいにプラスに働くことでしょう。
大曲駅は、国道13号線や105号線の近くに所在する駅です。バスについては駅前および駅付近に計2ヶ所設置されています。乗り入れている路線バスは羽後交通の手によるものですが、市営のコミュニティバスを使って市内を循環することも可能です。
大曲駅は、JRの奥羽本線と田沢湖線、それから秋田新幹線の管内にある駅です。前者については、快速列車が停車する駅に指定されています。3区間離れた横手駅で降りると、北上線に乗り換えできます。反対方向では、いちばん近い乗り換え先となっているのは秋田駅。この駅では羽後本線に乗り換えできます。後者については、6区間離れた角舘駅がいちばん近い乗り換え場所。この駅は秋田内陸縦貫鉄道の秋田内陸船と接続しています。
大曲駅の利用率は、ゆっくりとではありますが低下傾向にあります。1日あたりの乗客数は、2002年以後ずっと2500人未満に落ちたままです。2010年代に入ると2000~2200人の間で小規模な上下を繰り返しており、横ばいに近づいているという見方も成り立つ状況です。
大曲駅がある場所は市内の中心部と呼んでも構わない地区です。しかし介護施設などはそれほど多くありません。施設を探すなら、駅から2~3キロまでの範囲が第一のターゲットとしたほうがよいでしょう。見つけられる可能性がありそうな施設のタイプを並べるなら、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、それからグループホームといったところになります。
入居コストはおしなべて安価に設定されています。月額使用料・入居一時金が20万円を超える事例は少数派のようで、その反対で特に安いときはどちらも10万円未満で入居できるチャンスがあります。