雨竜沼湿原は、見事な景色や高山植物が素敵です
北海道の北西部に位置する、雨竜町。
同じ雨竜郡に属する北竜町と樺戸郡の新十津川町に南北から挟まれています。
東側で滝川市・妹背牛町と、西端で増毛郡の増毛町と隣接しています。
東端を流れる雨竜川および石狩川の西岸に広がる平地を中心に、市街地や水田地帯が発達してきました。
現在は、質の高い米の産地として広く知られています。
秋の実りの時期が来ると、例年大収穫感謝祭や新米祭りと称した記念行事が開催されています。
このほか近年は、メロンの産地としても知られるようになりました。
町内の中央部分から西側にかけては、あまり人の手が入っていない緑地が中心的です。
雨竜町は、雨竜沼湿原のある町として有名です。
この湿原は、山岳地帯にあるため海抜が高く、高山植物をはじめ独特の動植物をたくさん観察していただける点が特色。
天然記念物の指定やラムサール条約の登録を受けるなど、保護活動がとても手厚いです。
現在は少し高い位置に展望台が設置されており、湿原一帯を見渡していただくことが簡単になりました。
雨竜町湿原の一帯は、暑寒別天売焼尻国定公園の敷地内にあります。
湿原の風景と同時に、周りに広がるさまざまな自然を満喫していただくことが可能です。
雨竜町でお気軽に立ち寄っていただける場所に、雨竜町史跡公園があります。
かつて存在した農場の建物の跡地を、町民共有のくつろぎの場として再活用したものです。
よく手入れされた松の木が印象的な並木道は、お散歩の場所としておあつらえ向きです。
雨竜町は現在、鉄道が走っている自治体ではありません。
町民の移動を促進するために、バス会社やタクシー会社が熱心に事業を推進しています。
路線バスについては北海道中央バスグループのサービスをご利用できます。
タクシーに関しては、雨竜ハイヤーなどのサービスをご利用可能。
幹線道路に関しては、国道275号線や北海道道47号線などにお乗り入れいただけます。
雨竜町の人口は、半世紀くらい前から減少傾向に入っています。
2023年度の調査の際は、2,154人という集計結果が発表されました。
高齢化率については同年に、42.4%というデータが残されています。





















































