名曲、知床旅情で歌われている世界にお目にかかれます

北海道島の最東端、知床半島の北部に斜里町は位置しています。
南西から北東に細長く延びる形状をしており、北側はオホーツク海に面した長い海岸線です。
町域の西側は、同じ斜里郡に属する小清水町と清里町に挟まれています。
その一方東側は、標津郡の標津町と目梨郡の羅臼町に囲まれています。
東側を中心に、山地や森林地帯が目立つ町です。
集落などは小清水町や清里町と隣接する一帯に集中しています。
斜里町は、知床国立公園に含まれる町として昭和半ばに脚光を浴びました。
現在も、知床は斜里町の重要な観光資源として活用されています。
知床五胡や知床峠のような、知床八景は斜里町にお住まいになるのであれば、ぜひ一度はひと通りご覧いただきたい名所です。
知床は今世紀に入ってから世界遺産に認定されました。
その数年後に、知床の情報を世界に発信する目的で知床世界遺産センターが建設されました。
この施設では、知床の景色の映像などをゆっくりとお楽しみいただけます。
斜里町には温泉街が存在します。
ウトロ温泉は、宿泊施設が何軒も立ち並んでいるほか、足湯や手湯などをご利用いただけます。
オホーツク海を見下ろしながらご入浴いただける露天風呂などが大人気です。
岩尾別温泉は、国立公園の内部に湧き出している温泉。
ここは宿泊施設が軒を連ねているような場所ではありませんが、数種類の入湯施設が用意されており、何度訪れていただいても飽きるころはありません。
すぐそばには山小屋が建てられています。
斜里町で列車にお乗りになる必要ができたときは、JRの釧網本線のサービスをお使いになるとよいでしょう。
路線バスに関しては、斜里バスのご利用が可能です。
網走市方面にご用件がおありの場合は、網走バスのご利用もおすすめ。
幹線道路については、国道244号線・334号線がよく使われている車道です。
タクシーをご希望のときは、斜里タクシーまたはウトロ観光ハイヤーのご利用が考えられるでしょう。
斜里町の人口は、昭和後期になると横ばい気味になります。
その後、30年ほど前から減少に転じました。
2023年の段階で、10,888人という集計結果が残されています。
高齢化率に関しては、34,5%というデータが報告されています。
現在の斜里町で発見しやすい介護施設といえば、グループホームです。
もちろんそのほかの種類も発見は可能で、公営の施設なら特別養護老人ホーム、民営の施設ならサービス付き高齢者向け住宅あたりが有望でしょう。