着々と、国際的な観光名所への道を歩んでいる町です

北海道の南西部に位置する、倶知安町。
同じ虻田郡に属する京極町やニセコ町、余市郡の仁木町や赤井川村など多くの自治体に取り囲まれています。
四方を山林地帯に囲まれており、町内にも高地や深い緑に覆われた土地が多いですが、町内中央部にかなりの農地や市街地などを持っており、後志総合振興局が配置されています。
この数十年で急速に観光業やサービス業がさかんになりました。
今世紀に入ってからは国外からの観光客が毎年足しげく訪れるようになりました。
ニセコ町や京極町などとの境界線の上に位置する羊蹄山やニセコアンヌプリなどの周辺は、大事な観光資源です。
支笏洞爺国立公園や支笏洞爺国立公園に含まれる地域は、登山やスキーなどの目的で毎年おびただしい観光客を集めています。
また、貴重な動植物などを観察できることから一般の観光客に加えて学界からの注目を集めている地域でもあります。
倶知安町では、自然を生かした観光名所ばかりが豊富なわけではありません。
たとえば、北海道三十三観音霊場の4番札所に指定されている覚王山金剛寺があります。
また、大仏寺本堂の天井画は町が指定する有形文化財です。
イワオノプリの硫黄鉱山は、近代化産業遺産の指定を受けています。
倶知安町で列車を用いたお出かけをご希望のときは、JRの函館本線をお使いになるとよいでしょう。
倶知安駅と比羅夫駅の2駅をご利用になれます。
なお現在、北海道新幹線の延伸計画が進行しており、10年以上経つと倶知安駅から新幹線にご乗車いただける可能性があります。
路線バスについては、北海道中央バスグループのサービスが充実しているほか、道南バスのご利用が可能です。
幹線道路に関しては、国道5号線や276号線・393号線などがよく使われている車道です。
倶知安町の人口は、30年ほど前から減少傾向に突入しました。
2023年に実施された調査によると、15,636人という結果が出ていました。
高齢化率については同年に、23.6%を記録しています。
これは全国平均値より低い数字です。
昨今の倶知安町は、住宅地の建設が相次いでおり、地価がかなりの勢いで上昇しています。
現在の倶知安町で介護施設をお探しになるなら、グループホームがおそらくいちばん見つかりやすい状態です。
また、特別養護老人ホーム・介護老人保健施設などの公営の施設にご入居できる機会があるでしょう。
医療上のご相談に関しては、倶知安厚生病院などで全面的に対応していただけます。