ヒマワリの町。ここ最近は、メロンづくりでも成功しました

北海道の北西部に位置する、北竜町。
同じ雨竜郡に属する雨竜町と留萌市に南北から挟まれており、東側で沼田町や秩父別町、妹背牛町と隣接しています。
北西部で隣接しているのは、増毛郡の増毛町です。
東西に細長い形状をしている町です。
秩父別町・妹背牛町との間を流れているのは雨竜川。
この川の西岸は平地が広がっており、町の中心市街地がつくられてきた土地です。
町の中央部分から西側にかけて広がる山地・高地は緑が非常に豊かです。
北竜町は農業で発展してきた歴史を持つ町。
現在も田畑がたくさん見られます。
栽培されている作物は多様ですが、ひと際目立つのはヒマワリでしょう。
北竜町はヒマワリの作付面積で長いこと日本一の座を誇っています。
このためヒマワリを中心にした観光業が近年はさかんになっています。
平成の初めにつくられたヒマワリの里は、夏休みの時期を迎えると100万本を超える花がいっせいに開花するため、一幅の絵のような絶景をお楽しみいただくことが可能です。
この時期に合わせて1ヵ月以上にわたってヒマワリまつりが開催され、花にちなんだ催事が次々と披露されます。
今から20年ほど前に開湯した北竜温泉は、道の駅に併設されているため交通の便が良いという利点があります。
オランダの建築様式を取り入れた建物が見もの。
お泊まりでのご利用も日帰りでのご利用もできます。
物販店のような設備も充実しており、近隣の町民の間では憩いの場としてすっかり定着しました。
北竜町の現在の住民は、車両を用いた移動に手馴れています。
路線バスについては、北海道中央バスグループや道北バス、沿岸バスなどのサービスをご利用できます。
幹線道路に関しては、深川留萌自動車道に入ることができる出入り口が町内に1ヵ所設置されています。
そのほか、国道233号線や275号線あたりがよく使用されている車道です。
北竜町の人口は、昭和中ごろから減少傾向に突入しました。
2023年に実施された調査記録を振り返ると、1,674人という計算結果が出ていたことが判明します。
高齢化率については同年に、45.0%というデータが公表されました。