名寄ピヤシリスキー場や、なよろひまわり畑が有名です

北海道の中央部分から北寄りに位置する、名寄市。
南側で士別市と隣接し、東側から北側にかけて、上川郡に属する下川町・美深町に囲まれています。
西側で隣接しているのは、雨竜郡の幌加内町です。
紋別郡の雄武町とも、ごく一部で接しています。
市内は山林地帯に囲まれていますが、市内中心部を名寄盆地が南北に通り抜けています。
名寄市は古くから農地開拓が進められてきた地域でした。
肥沃な土地に加えて、名寄川・天塩川という豊かな水源に恵まれており、もち米の名産地として栄えてきました。
これを材料に用いた大福は名寄市を象徴する名物です。
そのほかの名物料理に、煮込みジンギスカンがあります。
現在は、アスパラガスなどの野菜の生産もさかんです。
ヒマワリの栽培が熱心に進められてきた土地でもあり、夏になると広大なヒマワリ畑を目当てに各地から見物客が殺到します。
九度山は、2009年に国の名勝に指定されました。
冬になると、設置されているスキー場にスノーボードなどの愛好家が集まります。
名寄市を代表する名所に、天文台があります。
この施設は市によって運営されており、国内で最大と目される光学望遠鏡を用いた星空の観察が可能な点が見どころです。
名寄市で、列車を用いたお出かけのご計画をお立てになるなら、JRの宗谷本線をお使いになるとよいでしょう。
現在は市内に、駅が7ヵ所設営されています。
路線バス・高速バスについては、たくさんの事業者のサービスがご利用可能。
JRバスグループ・道北バス・北海道中央バス・名士バス・宗谷バスなどがその代表例でしょう。
タクシーに関しては、名寄ハイヤーや美浦ハイヤーなどのサービスが町民の間で広く使われています。
幹線道路に関しては、名寄美深道路や北海道縦貫自動車道などにお乗り入れできる中継地点が数ヵ所設置されています。
名寄市の人口は、昭和中ごろを過ぎるとしだいに減少に向かいはじめました。
2023年の調査内容を振り返ると、26,020人という集計結果が出ていました。
高齢化率については同年に、33.2%という記録が公表されています。
名寄市で介護施設へのご入居をご希望でしたら、民営の施設では住宅型有料老人ホームが、公営の施設ではグループホーム・特別養護老人ホーム・介護老人保健施設が見つかりやすい状態です。
健康面で専門医の診察が必要となったときは、市立総合病院に足を運んでいただくとよいでしょう。
内科を中心に、多数の科目に対応しています。