中川郡幕別町は幕別温泉などの温泉が楽しめる町

中川郡幕別町は、北海道南部の町。
帯広市の東です。
そのため、幕別町の西側は帯広市のベッドタウンとして人口が増え続けており、人口は1970年2万994人、1980年2万2,390人、1990年2万3,408人、2000年2万6,080人、2010年2万6,542人、そして2023年の調査では2万5,897人と安定しています。
1906年幕別村が止若村や別奴村などの5村と合併し、1946年幕別町に。
その後、周辺地域を編入しつつ、2006年には忠類村と合併し、現在の町域になりました。
アイヌ語の「山ぎわを流れる川」という意味を持つ「マクンベツ」が町名の由来です。
町の北には十勝川が流れ、川の周りは平野。
煮豆にすると美味しい大正金時が発見された町です。
畑作と畜産が盛んで、ユリ根や長芋、ジャガイモや豆などが良く獲れます。
特に長芋の新品種「和稔じょ幕別 1号」の産地として注目されています。
パークゴルフ誕生の地でもあり、毎年国際パークゴルフ大会を開催。
1969年ナウマンゾウの化石が発見された為、「忠類ナウマン象記念館」といったナウマン象にちなんだスポットもあるのが特徴です。
交通アクセスとしては、JR北海道の根室本線が幕別駅や札内駅から利用できますし、町内には十勝バスが走行しています。
車道としては、帯広広尾自動車道が忠類IC(インターチェンジ)から乗降可能。
一般道も国道38号や236号、北海道道15号や62号などが通っています。
帯広市の帯広空港も比較的近い為、飛行機も利用しやすいです。
町内には幕別町指定文化財である幕別町蝦夷文化考古館収蔵品、札内N遺跡出土品、そして糠内獅子舞保存会の「糠内獅子舞」があります。
観光スポットとしては、十勝正直村や明野ケ丘公園なども。
北海道の有名なガーデンや観光地が集まる「北海道ガーデン街道」も通っており、幕別町では十勝ヒルズが見られます。
さらには、幕別温泉、十勝幕別温泉グランヴィリオホテル「モール温泉スパリゾート華のゆ」、ナウマン温泉、幕別温泉パークホテル悠湯館などもあり、ゆったりと温泉が楽しめる町です。
加えて、グループホームや介護老人福祉施設などのシニア用の住まいも増えました。
特にグループホームが多く、駅のすぐ近くにも複数あるのが魅力でしょう。
それぞれのホームや設備を充実させており、リビングにはテレビなどを設置。
まるで自宅のように過ごせる環境を整えています。
中には、病院が運営しているホームもあり、手厚いサポートが受けられるホームも。
持病がある方、体調を崩しやすい方も安心です。