釧路市の中心部からあまり離れていない、こぎれいな住宅地
大楽毛駅は、時代が昭和から平成に移り変わる時期に改修されています。その際に、市役所の支所を駅舎とほぼ一体化する形式で設置したことで、おおいに話題になりました。現在まで、市役所の支所のサービスは継続して提供されています。
大楽毛駅がある箇所は、阿寒川の河口にやや近い地域。駅の西側から北側に向かって流れていますが、太平洋沿岸にも歩いて行くことは難しくありません。駅の近隣は住宅街ですが、宅地がびっしりと立ち並ぶ風情にはまだ程遠いです。しかし住宅が少しずつ増えていることは明らかで、市内中心部から見るにあたってはベッドタウンの一部といったイメージが年々強まっているところです。
大楽毛駅は国道38号線の「ほぼ目の前」といってよい位置に立地する駅。この38号線を西進すれば簡単に240号線にアクセスできます。駅付近にて設営されているバス乗り場には、阿寒バスや北海道バス、そしてくしろバスなどがやってきます。
大楽毛駅は、JRの根室本線の管内に所在しています。現在は快速列車が停車する駅に選ばれていません。快速にご乗車の場合、3区間離れた釧路駅まで行って一時下車して待つ必要があります。その釧路駅の隣には東釧路駅があります。東釧路駅は、釧網本線への乗り換え地点としてコンスタントに利用されています。
それ以外の乗り換え場所を見つけるには、反対方面を目指す必要があります。240キロ以上離れた富良野駅まで行くと、富良野線への乗り換えが可能となります。そして発着駅である滝川駅まで行けば、函館本線を利用できます。
大楽毛駅の利用客は、通学客や通勤客が主体だといわれています。しかし利用率は近年かなり低く、職員は基本的に派遣されていません。1日あたりの乗客数を計算すると、100人に届かない年がザラであることが判明します。
大楽毛駅の周囲で介護施設をお探しの場合、駅から5キロくらいの範囲をひとつの基準としてとらえてはいかがでしょうか。施設を見つけやすくなるのは、駅から2キロくらい離れたあたりからになりそうです。最初にチェックした結果を検討して、必要性を感じたら駅からの距離を10キロくらいに広々と設定して探し直したほうがよいでしょう。
施設の種別に関しては、グループホームおよび介護付き有料老人ホームなどに遭遇できる可能性がありそうです。入居料金については、平均して安価に設定されています。初期費用が20万円かからない可能性は、実際のところ高いです。











