釧路市は雄大な自然が有名。シニアがゆったりとした老後を送るのに最適

釧路市は北海道南東部、道東地方の都市で、北海道釧路総合振興局や釧路地方裁判所などの主要な機関が揃う道東地方の中心都市。
合併により白糠町を挟む形で2つに分かれた市域が広がっています。
太平洋に面しており、漁業が盛ん。
海産物において北海道最大の水揚げ量を誇ります。
スケソウダラ・マダラ・イカなどは北海道でも屈指。
魚の美味しい街です。
交通アクセスとしてはJR北海道の根室本線、釧網本線が市内を通っています。
バスもくしろバスや阿寒バスの路線バスや、札幌へ行く都市間バスなどが走行中。
自動車道も整備されており、バイパスの他に高速道路も建設中。
益々便利な街になりそうです。
そして、市内には国際港である釧路港・釧路空港もあり、陸海空の交通アクセスが揃った街。
製紙工場や食料品工場などの工場が連なる臨海工業地帯でもあります。
現在は減少傾向にあるものの、工業や経済の中心でもあるため人口は多く、2023年の調査では16万人。
高齢化率は35.1%で、3人に1人は高齢者という状況です。
そのため、釧路市は高齢者福祉サービスを充実させ「歳を重ねても気持ちを楽にして暮らせる街づくり」に励んでいます。
一例としては「単身高齢者除雪事業」で、生活通路の除雪や煙突掃除をサポート。
介護高齢課に申請して通れば、低料金で除雪してもらえます。
市内の病院が少ないのがネックとなっていますが、介護施設は数種類あり、比較的安め。
料金が高めとされる「介護付き有料老人ホーム」でも入居時の費用0円サービスを実施していたり、月額利用料が15万円未満で収まるプランがあったりします。
料金的に入居の検討がしやすいのがメリットでしょう。
サービスとして「看護士による健康診断」が付いているので安心感もあり、さらにはお祭りなどのイベントも開催されるので楽しく過ごせそうです。
市内には釧路川、阿寒川が流れ、北西部には雄阿寒岳などの山岳地帯がそびえています。
市の北東部にはワカサギ釣りなどができる阿寒湖、市域の東側には国内最大の釧路湿原…と観光スポットが多数。
気候は基本的に冷涼で、特に沿岸部はほとんど真夏日もない程ですので暑さに弱い方にはピッタリでしょう。
観光地でもあるので、市街地にはホテルや飲食店も多く、郊外には大型商業施設も。
国内で2番目に広い「釧路市動物園」や大型の公園もあります。
釧路市ならシニア世代も素敵なシニアライフが送れるでしょう。