大牟田市は交通アクセス・商業施設の充実した街

大牟田市は福岡県最南端の街。
西は有明海に面します。
2007年、フォーブス誌による「世界の最もきれいな都市トップ25位」に選定されたことも。
毎年、夏の大牟田夏まつり「大蛇山」には、約40万人の見物客が訪れます。
大牟田市は昔、三井三池炭鉱の石炭にまつわる石炭化学工業で栄えましたが、三井三池炭鉱閉山後は人口も減り、環境リサイクル産業等の新興産業等に力を入れています。
2015年、三池炭鉱の専用鉄道敷跡・宮原坑・三池港が「明治日本の産業革命遺産」として世界遺産に登録されました。
人口も最盛期は20万人を超えていました。
その後は減少が著しく、2015年には11万7,360人、2023年には10万8,421人となっています。
交通アクセスとしては、JR九州の「鹿児島本線」と九州新幹線、西鉄「天神大牟田線」が発着。
鹿児島本線は大牟田駅や銀水駅、吉野駅、大牟田駅に、九州新幹線は新大牟田駅に、天神大牟田線はJRの大牟田駅や新栄町駅等に止まります。
中心駅は鹿児島本線と西鉄が止まる大牟田駅です。
さらには、コミュニティバス「三池サンキューバス」が三池地区を、倉永生活循環バスが倉永地区を循環し、西鉄バス大牟田の路線バスが市内各地および隣接する荒尾市、玉名郡南関町等を繋いでいます。
市内には高速道路のインターチェンジ(IC)はありませんが、地域高規格道路である「有明海沿岸道路」は大牟田IC、大牟田北IC等から利用可能。
ちなみに最寄りの高速道路のインターチェンジは、隣接する南関町の九州自動車道「南関IC」です。
また、閘門が機械遺産に認定された「三池港」と長崎県島原市の島原港を結ぶ三池島原ラインが運行されています。
大牟田市はイオン等の大型ショッピングモールやスーパー、コンビニや書店、ドラッグストア、家電量販店、ホームセンター、雑貨店、100円ショップ等の商業施設や、焼き肉店やうどん屋等の飲食店、ハンバーガーショップ等の軽食店、カフェといった飲食店も多数。
国道208号・県道5号線沿いには郊外型店舗だけでなく、個人商店も並んでいます。
加えて、大牟田銀座通商店街や本町サンルート商店街等の商店街や歓楽街も点在。
「買物などがしやすい」という住民の声も聞かれます。
そして、市立図書館・カルタ記念館併設である「カルタックスおおむた」や大牟田市動物園、大牟田市石炭産業科学館等のスポットがあります。
近年、介護付きや住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅等も誕生。
介護付き有料老人ホームは夫婦部屋も用意されており、二人で入居できるのが魅力です。
住宅型有料老人ホームは駅の徒歩圏にもあるのが魅力でしょう。