東京方面へのアクセスも良く、家族の面会に便利な施設が多数

館山市は、千葉県の房総半島南部にある都市。
安房地域の西岸に位置し、東京湾に面しています。
温暖な気候なため、菜の花やポピー、桜といった四季折々の花が美しいエリア。
大変自然の綺麗な街ですが、高齢化率は非常に高くなっています。
館山市を含む安房地域の高齢化率は43.9%で、県内の11地域内で最も高い値。
館山市単独の高齢化率も40.2%となっており、千葉県の平均高齢化率27.5%を大きく上回っています(2023年調査)。
3人に1人は高齢者という「超高齢化社会」が訪れる中、市は高齢化対策及び高齢者福祉サービスの推進に取り組んでいるのです。
館山市は高齢者を支えるため、市内に「地域包括支援センターたてやま」と「地域包括支援センターなのはな」を設置し、無料相談などを実施。
相談内容は介護だけでなく、健康や福祉、医療など多岐にわたっており、高齢者が抱える問題の多角的解決の手助けをしています。
また、グループホームなどの有料老人ホームの認可や介護施設の整備等を行うことで「高齢者の住まいの確保」を推進。
現在、館山市には多数の介護施設があり、料金も都心のような高さはありません。
グループホームでしたら、入居時の費用が13~16万円、毎月の基本利用料は16~18万円。
介護付き有料老人ホームでも入居時の費用は10~12万円、月額利用料が15~16万円程度の所も。
しかも駅から徒歩圏の施設でもこのような価格帯ですので、館山市なら「駅から近い介護施設に入居したい」という夢も叶うでしょう。
駅は「館山駅」が市の主要駅で、JR東日本 の「内房線」が止まります。
また、「内房線」は館山駅の他にも、「那古船形駅」「九重駅」に停車し、市民の足代わりになっています。
電車以外にもバス路線が発達しており、市内には「JRバス関東」や「館山日東バス」がさまざまな路線を走行中です。
高速バスも多数運行されており、日東交通・JRバス関東の「房総なのはな号」が「東京湾アクアライン(高速道路)」を通って館山・東京間を結んでいます。
他にも新宿まで行ける「新宿なのはな号」などがあり、東京方面への移動もスムーズ。
館山市には素敵な所が沢山ありますが、特筆すべきことはやはり「美しい海」だと思います。
沿岸部には毎年海水浴客で賑わう海水浴場や、東京海洋大学の水圏科学フィールドもあります。
ちなみにこの大学の助教授でもある「館山おさかな大使」のさかなクン(魚博士)は、現在館山市に住んでいます。
魚好きが居を構える程の場所とも言えるでしょう。
「海が好き」という方には是非訪れていただきたい場所。
館山市の介護施設もおすすめです。