横浜市内としては低額で利用可能な老人ホームが多々

旭区は横浜市を構成している18区の一つ。
2023年の人口は24万3,849人となっています。
商業地域が充実しているというよりも、落ち着いたファミリー層に人気のある地域。
周辺に緑が多く子育て支援や福祉も充実していることから、他地域より移り住んでくる家族も多いようです。
横浜市中心部へ約7km、東京まで約31kmにあり各方面への交通網も発達しており、都心へのアクセスも良好。
東京駅までも電車で50分以内と好アクセス。
区内で憩の場になっているのが「こども自然公園」。
バーベキューやピクニックのできる広場や動物園、ホタルの生息地まである大規模な公園で、休日には遠方からも多くの人が訪れています。
まさに家族で住むには絶好のロケーションと言えるかもしれません。
ファミリー層中心のため若い家族も多い一方、高齢化の波は確実に押し寄せています。
他地域と比べると比較的ゆるやかながらも、2013年には65歳以上の方が約7万人と増加傾向が。
そのため、旭区も介護福祉に力を入れ始めています。
区役所内に設置されている「高齢・障害支援課」では、高齢者向けのサービスの窓口に。
敬老特別乗車証などバスなどの乗車が割引になるパスの申請だけでなく、生活を充実させるための「老人クラブ」も運営。
高齢者が健やかな毎日を送るためのクラブ活動やレクリエーションを実施しており、作品展など発表の場も積極的に提供しています。
ほかにも横浜市老人クラブ連合会と共催し、学習を目的とした「シニア大学」も運営。
充実したシルバーライフを区単位で支援しています。
そんな旭区の有料老人ホーム事情は、横浜市の中では比較的負担の少ない金額と言えるでしょう。
全国的に見ても極端に高いということはありません。
初期費用が0円であっても、月額20万円の予算があれば十分に比較検討できるでしょう。
初期費用が必要な施設でも300万円程度とかなり現実的です。
大規模なホームは少ないのですが、その分小規模でスタッフとの距離感が近い施設が多いのも特徴。
特別養護老人ホームとグループホームもバランス良く存在しているので、条件に合う施設体系を実際にいくつか見学できるのも大きな長所です。
また、交通の便も良いことから最寄駅から3km以内の施設も多数。
ただし、旭区は多摩丘陵に位置しているため標高は60~100m程あり、徒歩では少々厳しい地域もあるので事前に立地をチェックしておきたいところです。