財政が豊かで、福祉に予算を潤沢に回せる都市です

茨城県の東南端に位置する、神栖市。
2005年に旧鹿島郡神栖町が旧波崎町と合併して、神栖市が誕生しました。
北西から南東に欠けて細長い形状をしているのが特徴的です。
北西端で鹿島市・潮来市と隣接しており、東側は太平洋に面した海岸線が長く続いています。
南側は利根川を挟んで千葉県の銚子市・香取市・香取郡東庄町と向かい合っています。
昭和前半までは、利根川などの水源を活用した農業と波崎漁港・太田漁港を軸とした漁業に収益の大部分を頼る自治体でしたが、高度経済成長の時代に大規模な工業化が進められ、市内の風景は一気に変貌しました。
また、スポーツのさかんな都市というイメージが近年定着しています。
サッカー関係の施設が市内のいたるところにつくられているほか、マリンスポーツの本場として有名になりました。
神栖市は息栖神社がある場所として知られています。
この神社は、鹿嶋市の鹿島神宮・千葉県香取市の香取神宮と並んで東国三社の一社に数えられており、特に鹿島神宮とは深いゆかりがあります。
このほかおめこ祭りで知られる長照寺も訪れていただくだけで自然と心が落ち着く名所です。
神栖市でお散歩などをゆっくりと楽しんでいただける場所に、港公園があります。
鹿島港のすぐそばのわかりやすい場所につくられている上に、展望台などがあるため人気が高いです。
そばの船着場からは、遊覧船のご利用も可能です。
年に2回、都市緑化祭がこの公園を舞台に開催されています。
神栖市の住民は、車両を用いた移動に慣れているという特長を持っています。
一般の路線バスについては、関鉄グループの路線をご利用可能です。
高速バスに関しては関鉄バスグループのほか、JRバスグループ・京急バスグループ・京成バスグループも参画しています。
幹線道路については、国道124号線や県道44号線・50号線などがよく使われています。
神栖市は、夏の涼しさと冬の温かさが評判となったことと、福祉が充実していることから新たに移り住む人が少なくありません。
人口は、2010年ころまでずっと右肩上がりの成長を続けていました。
2023年の調査では、94,710人という集計結果が発表されています。
同年の高齢化率は、24.2%と全国平均値より低い結果です。
現在の神栖市で介護施設へのご入居をご所望の場合は、サービス付き高齢者向け住宅・グループホーム・特別養護老人ホーム・介護老人保健施設が人気です。
住宅型有料老人ホームも近年は利用者が目立つようになりました。