広電西広島(己斐)駅はJR「西広島駅」と隣接。川では釣りもできる

広電西広島(己斐)駅は、広島市西区己斐本町にある駅。広島電鉄「市内線(本線)」の終点にあたる駅で、「宮島線」の起点にもなっています。
以前は市内線が止まる駅(停留場)は「己斐電停」と呼ばれており、隣接する形で宮島線用の「広電西広島駅」が設置されていました。現在は市内線、宮島線ともに直通運転が行われているため、市内線の「己斐電停」と宮島線の「広電西広島駅」は統合されています。
正式名称は「広電西広島駅」ですが、当時の名残を受けて現在でも「広電西広島(己斐)駅」という表現が使われています。2016年の統計によると、1日の平均乗降人員は1万553人で、毎日1万人以上の人が利用している電停です。
広電西広島(己斐)駅の北側にはJR山陽本線の「西広島駅」があり、周辺は広島市西区の中心エリア。旧停留場の跡地には「ひろでん会館」が建てられ、実質的な駅ビルとなっています。駅ビルにはスーパーなどが入居し、「ショッピングセンターひろでん」として営業中です。周辺にもスーパーやコンビニや書店、ドラッグストアやホームセンターといった商業施設があり、買物が気軽にできるエリアです。
くわえて、広島西区役所や広島城、平和記念公園、ひろしま美術館、広島市立中央図書館といった文化施設や公共施設にも比較的近い立地。駅のすぐ東側には太田川放水路が流れ、南へ3kmほど行けば広島湾が広がります。太田川放水路ではハゼ釣りやシジミ採りができますし、川沿いには河岸緑地が整備されており、夏には盆踊り大会が行われています。
また、広電西広島(己斐)駅エリアには内科や整形外科、耳鼻咽喉科、循環器科といった医院も多く、眼科や婦人科などのある総合病院「福島生協病院」「広島記念病院」なども。サービス付高齢者向け住宅や介護付有料老人ホーム、グループホームといったシニア向けの住まいもあります。
サービス付高齢者向け住宅では、毎日のレクリエーションや囲碁、将棋といった趣味活動が楽しめるところや、季節に合わせた特別食を味わえるところ、トレーニングルームで体力維持が楽しくできるところもあります。
介護付有料老人ホームの中には、トイレ、キッチン、家具付きの広い個室があるホームも。どのホームも各種レクリエーションや季節の行事を通して、有意義な時間を満喫できます。
一方、グループホームは、庭園で園芸を楽しめるホームや、和洋中のバラエティ豊かな食事が食べられるホーム、「笑いヨガ」と呼ばれる珍しいメニューで健康管理をサポートしてくれるホームなどがありあります。