利便性が年々上がっており、住みやすさで定評が高い都市です

山口県の東南部に位置する、下松市。
周南市に西部から北部にかけて囲まれているほか、光市と東部で接しています。
南側は瀬戸内海に面した海岸線です。
沿岸地帯は工業地帯となっているほか、交易でかなりの経済規模を誇っています。
この沿岸地帯を中心とした市内南西部に人口の大半が集中しています。
市内北部や東部は平地が少なく、緑が深い地域がいまだに多いです。
下松市でお散歩に適した場所に、米泉湖公園や下松スポーツ公園があります。
特に後者は、コスモスやポピーなどの花々が多くて見ものです。
下松市の名所の中で、ひときわ目立つのは沖合に位置する笠戸島でしょう。
昭和後期に入ってから、はなぐり海水浴場や海上遊歩道のような設備が次々と用意されたため急速に観光資源として脚光を浴びる結果となりました。
笠戸島まつりや笠戸の火祭りのような祭事が行われるたびに、無数の見物客が集まります。
ご高齢の方におすすめの名所に、鶴ヶ浜温泉があります。
現在は巨大な健康ランドの中で運営されており、併設されているたくさんの施設と合わせて満喫していただけるのが強み。
飲食施設や映画館などに加えて、ゴルフ場や大衆演劇の舞台までそろっています。
下松市は昔から人々の活動がさかんな土地だったため、史跡や歴史の長い寺社仏閣は数多いです。
花岡福徳稲荷社もそのひとつ。
この神社はキツネの嫁入りで名高いです。
これは、キツネの仮面をかぶった嫁入り行列が旧街道を練り歩くという風習で、出店などが大量に並ぶためにぎやかです。
下松市で鉄道のご利用が必要なときは、JRの山陽本線や岩徳線がおすすめ。
路線バスについては、防長交通とJRバスグループの路線をご利用できます。
幹線道路に関しては、山陽自動車道のサービスエリアが市内に設置されています。
また、国道2号線・188号線も通行量が多くて便利な車道です。
下松市は昭和後期に入ると、農地が広がっていた地域は宅地開発の的となったため一気に商業施設などが増加しました。
この結果、1970年代前半に人口が急増しています。
その後は人口が微減した時期がありましたが、今世紀に入ると再度増加に転じています。
2015年の時点で5万5,812人、2023年には5万7,120人と人口は増加しています。
高齢化率については同年に、29.2%を記録しました。
下松市で介護施設をお探しになる場合は、グループホーム・特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護療養型医療施設・サービス付き高齢者向け住宅などにご入居可能です。
医療面では、下松病院・下松中央病院・周南記念病院などがよく使われています。