海も山も楽しめる広島市佐伯区。当地のケアハウスには珍しい和室タイプも

佐伯区は、広島市の8行政区の一つ。
町の北エリアは山岳地帯で、街を流れる八幡川の下流域を中心に平野が広がり、農業や酪農が盛んに行われています。
「山ふぐ」と呼ばれるこんにゃく料理や牛乳が特産品です。
区内には広島市植物公園や佐伯運動公園といった公園も。
区の南側は広島湾(瀬戸内海)に面しています。
沿岸部には「五日市漁港(五日市漁港フィッシャリーナ)」があり、そのエリアには「ひろしま・いつかいち海の駅(五日市メープルマリーナ)」なども。
プレジャーボートや漁船の停泊する場所として活用されています。
交通アクセスはJR西日本「山陽本線」が五日市駅に、広島電鉄の「宮古島線」が広電五日市駅、佐伯区役所前駅などに停車。
バスは「広電バス」や「ささき観光」といったバス会社が路線バスを運行し、佐伯区だけでなくさまざまな地域を結んでいます。
高速道路「山陽自動車道」は五日市インターチェンジから乗れ、一般道も国道2号線や433号線などが整備されており、車での移動もスムーズです。
佐伯区は人口約14万人の大きな町で、区の面積も2005年の旧佐伯郡湯来町の編入後、安佐北区(広島市)に次ぐ広さとなりました。
高齢化率も低めの27.7%で、29.0%の全国平均を下回っています(2023年調査結果)。
しかし、4人に1人は高齢者という高齢化社会ですので、佐伯区は広島市と協力しながら高齢者福祉サービスを行い、シニア世代がよりよく過ごせるように配慮しています。
介護予防のために「転倒予防教室」や「お口の健康教室」、「栄養改善教室」を実施。
運動面、歯の健康、そして栄養面からのアプローチにより、多角的に健康を維持できるようにしているのです。
参加したい方は地域包括支援センターや区役所内にある健康長寿課の総合相談窓口に相談してみると良いと思います。
また、区内には介護施設も用意されており、家族も参加できるレクリエーションが豊富なグループホームや、居室が和室になっているケアハウスなどが選べます。
どちらもコミュニケーションを大事にしている所が魅力でしょう。
佐伯区は観光にも注力。
北部の山岳地帯には湯来温泉や湯の山温泉などの温泉も湧き出ており、多くの温泉ファンが訪れています。
温泉エリアの美しい自然を活用して、毎年桜祭りやホタル祭りも開催。
北では野山に親しめ、南では海を楽しめる町、佐伯区。
シニア世代にもおすすめのエリアです。