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12月7日更新
神戸市初拠点!ココファン新神戸は「教育の学研」が運営するサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)です。 全77室・訪問介護事業所併設、24時間介護スタッフ常駐で安心して生活できます。 【現地内覧予約受付中!】ご予約制です、お気軽にお問合わせください



| 入居費用 |
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|---|---|
| 住所 | 兵庫県神戸市中央区二宮町1-10-16 |
| 開設年月日 | 2025年4月1日 |
| 定員/居室数 | 77名/77室 |
| 電話番号 |
施設に直接お問い合わせ 050-2030-5404 みんなの介護を見たと必ずお伝えください。 |
| 運営法人 | 株式会社 学研ココファン |
12月7日更新
藤崎八旛宮のすぐ隣!熊本市10拠点目、2023年2月にココファン藤崎の杜がオープン!全59室、訪問介護事業所併設のサービス付き高齢者向け住宅です。熊本市電「水道町」電停より徒歩13分、重要文化財の藤崎八旛宮すぐ隣にあり、白川沿いにある地上5階建ての建物です。近隣には白川公園があり、周辺にコンビニや徒歩圏内にスーパーなどがある利便性のよい立地です。現地内覧できます。お気軽にお問い合わせください。



| 入居費用 |
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|---|---|
| 住所 | 熊本県熊本市中央区井川淵町2-12 |
| 開設年月日 | 2023年2月1日 |
| 定員/居室数 | 67名/59室 |
| 電話番号 |
施設に直接お問い合わせ 050-2018-9780 みんなの介護を見たと必ずお伝えください。 |
| 運営法人 | 株式会社 学研ココファン |
12月7日更新
3タイプの充実設備の個室をご用意し、快適な生活環境をご提供いたします。併設の訪問介護もございますので、要介護度の高い方も安心です。医療面の包括的支援もあり、医療依存度の高い方も安心のお住まいです。



| 入居費用 |
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|---|---|
| 住所 | 北海道札幌市南区澄川三条4-4-10 |
| 開設年月日 | 2021年4月1日 |
| 定員/居室数 | 60名/57室 |
| 電話番号 |
施設に直接お問い合わせ 050-8891-2086 みんなの介護を見たと必ずお伝えください。 |
| 運営法人 | 株式会社 学研ココファン |
12月7日更新
豊かの自然が残る鎌倉山のふもとにあります。木造平屋建ての和風の建物で、落ち着いた雰囲気です。要介護5の方まで入居いただけます。



| 入居費用 |
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|---|---|
| 住所 | 神奈川県鎌倉市津707-1 |
| 開設年月日 | 2009年2月1日 |
| 定員/居室数 | 21名/21室 |
| 職員体制 |
要介護者2.0人:職員1人以上 |
| 電話番号 |
施設に直接お問い合わせ 050-8891-0041 みんなの介護を見たと必ずお伝えください。 |
| 運営法人 | 株式会社 学研ココファン |
12月7日更新
兵庫県2事業所目!ココファン伊丹は「教育の学研」が運営するサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)です。 全50室・訪問介護事業所併設、24時間介護スタッフ常駐で安心して生活できます。 【現地内覧会・予約受付中!】お気軽にお問合わせください



| 入居費用 |
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|---|---|
| 住所 | 兵庫県伊丹市昆陽南4-6-6 |
| 開設年月日 | 2024年6月1日 |
| 定員/居室数 | 60名/50室 |
| 電話番号 |
施設に直接お問い合わせ 050-2030-3579 みんなの介護を見たと必ずお伝えください。 |
| 運営法人 | 株式会社 学研ココファン |
12月7日更新
坂戸市2拠点目!2023年4月リニューアルオープン!ココファン坂戸弐番館は「教育の学研」が運営するサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)です。全48室・訪問介護事業所併設、24時間介護スタッフ常駐で安心して生活できます。



| 入居費用 |
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|---|---|
| 住所 | 埼玉県坂戸市八幡1-12-12 |
| 開設年月日 | 2023年4月1日 |
| 定員/居室数 | 48名/48室 |
| 電話番号 |
施設に直接お問い合わせ 050-2017-3827 みんなの介護を見たと必ずお伝えください。 |
| 運営法人 | 株式会社 学研ココファン |
12月7日更新
さまざまな医療ケアに対応していますので、医療依存度が高い方にも安心して暮らしていただけます。認知症の方も入居いただける地域密着型介護付有料老人ホームです。



| 入居費用 |
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|---|---|
| 住所 | 神奈川県平塚市四之宮1-3-66 |
| 開設年月日 | 2008年10月1日 |
| 定員/居室数 | 27名/27室 |
| 電話番号 |
施設に直接お問い合わせ 050-8891-2567 みんなの介護を見たと必ずお伝えください。 |
| 運営法人 | 株式会社 学研ココファン |
12月7日更新
京成本線八千代台駅より徒歩8分!八千代市内2拠点目の学研の高齢者住宅が2022年5月オープン!訪問介護事業所が併設した全51室のサービス付き高齢者住宅です。 ご生活に少しご不安がある方から要介護5の方までお住まいいただける賃貸住宅です。自由な暮らしを守りながら安心してご生活頂ける場所となっています。



| 入居費用 |
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|---|---|
| 住所 | 千葉県八千代市八千代台南3-2-22 |
| 開設年月日 | 2022年5月1日 |
| 定員/居室数 | 56名/51室 |
| 電話番号 |
施設に直接お問い合わせ 050-8892-5055 みんなの介護を見たと必ずお伝えください。 |
| 運営法人 | 株式会社 学研ココファン |
12月7日更新
丘の上にあるわが家からは住みなれた街並みを一望していただけます。バルコニー付きのお部屋や愛犬とご入居可能なお部屋など、ご入居者様のニーズに合わせてお選びください。



| 入居費用 |
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|---|---|
| 住所 | 東京都町田市鶴川3-4 |
| 開設年月日 | 2018年4月1日 |
| 定員/居室数 | 77名/72室 |
| 電話番号 |
施設に直接お問い合わせ 050-8891-4691 みんなの介護を見たと必ずお伝えください。 |
| 運営法人 | 株式会社 学研ココファン |
12月7日更新
入居一時金不要、24時間職員が常駐する安心でリーズナブルな住まいをお届けいたします。今までの暮らしに不安をお持ちの方もきっとご満足いただける環境です。



| 入居費用 |
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|---|---|
| 住所 | 熊本県熊本市東区西原2-7-1 |
| 開設年月日 | 2017年3月1日 |
| 定員/居室数 | 48名/42室 |
| 電話番号 |
施設に直接お問い合わせ 050-8891-6196 みんなの介護を見たと必ずお伝えください。 |
| 運営法人 | 株式会社 学研ココファン |
12月7日更新
宇都宮市3拠点目!ココファン宝木弐番館は「教育の学研」が運営するサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)です。 全55室・訪問介護事業所併設、24時間介護スタッフ常駐で安心して生活できます。 【現地内覧会予約受付中!】ご予約制になります、お気軽にお問合わせください



| 入居費用 |
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|---|---|
| 住所 | 栃木県宇都宮市宝木町1-2587-6 |
| 開設年月日 | 2025年4月1日 |
| 定員/居室数 | 55名/55室 |
| 電話番号 |
施設に直接お問い合わせ 050-2030-5405 みんなの介護を見たと必ずお伝えください。 |
| 運営法人 | 株式会社 学研ココファン |
12月7日更新
ココファン尾張一宮は「教育の学研」が営するサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)です。 全50室・訪問介護事業所併設、24時間介護スタッフ常駐で安心して生活できます 【現地内覧会・予約受付中!】お気軽にお問い合わせください。



| 入居費用 |
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|---|---|
| 住所 | 愛知県一宮市八幡4-9-13 |
| 開設年月日 | 2025年9月1日 |
| 定員/居室数 | 56名/50室 |
| 電話番号 |
施設に直接お問い合わせ 050-2017-3786 みんなの介護を見たと必ずお伝えください。 |
| 運営法人 | 株式会社 学研ココファン |
12月7日更新
新しくできたばかりの住まいには、最新式の設備を複数の介護事業所を導入し、ご入居者様がずっと安心して暮らせる体制を築いております。



| 入居費用 |
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|---|---|
| 住所 | 岡山県岡山市北区新屋敷町1-6-28 |
| 開設年月日 | 2018年4月1日 |
| 定員/居室数 | 38名/38室 |
| 電話番号 |
施設に直接お問い合わせ 050-8891-2194 みんなの介護を見たと必ずお伝えください。 |
| 運営法人 | 株式会社 学研ココファン |
12月7日更新
毎日の生活の中で、症状の改善を目指します。自分らしい毎日を送ることができる、温かい雰囲気の介護付き有料老人ホームです。



| 入居費用 |
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|---|---|
| 住所 | 神奈川県藤沢市本鵠沼4-2-5 |
| 開設年月日 | 2015年10月1日 |
| 定員/居室数 | 29名/29室 |
| 職員体制 |
要介護者2.5人:職員1人以上 |
| 電話番号 |
施設に直接お問い合わせ 050-8891-2559 みんなの介護を見たと必ずお伝えください。 |
| 運営法人 | 株式会社 学研ココファン |
12月7日更新
熊本市9拠点目!2022年6月オープン「ココファン上水前寺」市電「水前寺公園」から徒歩12分、「熊本市水前寺競技場」のすぐそばです。徒歩圏内には公園やコンビニ、郵便局などもある大変便利な立地です。全48室の訪問介護事業所を併設したサービス付き高齢者向け住宅で、60歳以上の方でしたらお元気な方から介護が必要な方までご入居いただけます。



| 入居費用 |
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|---|---|
| 住所 | 熊本県熊本市中央区上水前寺1-10-7 |
| 開設年月日 | 2022年6月1日 |
| 定員/居室数 | 50名/48室 |
| 電話番号 |
施設に直接お問い合わせ 050-8891-4427 みんなの介護を見たと必ずお伝えください。 |
| 運営法人 | 株式会社 学研ココファン |
11月1日(土)〜1月31日(土)
12月1日(月)〜2月28日(土)
9月24日(水)〜12月31日(水)
11月20日(木)〜12月21日(日)
11月20日(木)〜12月14日(日)
11月20日(木)〜1月10日(土)
11月14日(金)〜12月21日(日)
11月14日(金)〜12月21日(日)
11月1日(土)〜12月31日(水)
12月1日(月)〜12月31日(水)
12月1日(月)〜2月28日(土)
12月1日(月)〜12月31日(水)
12月1日(月)〜3月31日(火)
12月1日(月)〜12月31日(水)
12月1日(月)〜2月28日(土)
12月1日(月)〜12月31日(水)
12月1日(月)〜2月28日(土)
12月27日(土)〜2月27日(金)
12月1日(月)〜3月31日(火)
12月1日(月)〜2月28日(土)
12月1日(月)〜2月28日(土)


学研ココファンが運営する高齢者住宅のコンセプトは、施設ではなく、あくまで住宅の提供であり、ベッドの提供ではなくてお部屋の提供ということ。うちでは部屋の数を表すときに「床」という言葉は絶対に使わず、必ず「室」や「戸」といった言葉を使うことも、基本的ではありますが、考え方としては大切なことだと思っています。
メインはサ高住であり、介護付きや住宅型有料老人ホームも運営していますが、住まい・住空間の提供であるということは一貫しています。そうした住まいの中で、外出するのも自由ですし、お孫さんが面会に来てそのまま泊まっていくのも自由。食事をしたくないときは、うちの施設で食べなくても良いわけです。
ココファンの施設にご入居いただいている方の中には、「老人性うつで自室にこもりがちだったけど、外に出られるようになった」とか、「要介護だったのが自立にまで回復した」といった例は多数あります。
もちろん、ご自宅が残っているのであれば、帰っていただいても結構です。つまり、ココファンの高齢者住宅に入居したとしても、その後はいくらでも選択肢があるわけです。
一方で、高齢者住宅を探している方の中には、「入居一時金が多少高くでも、貯金と退職金を使ってなんとか…」とい方もいらっしゃるでしょう。それはもう、人生における一発勝負!のような感じがしますが、そうするともう、後々の人生の選択肢が狭まってしまいますよね。
だからこそ私たちは、キャッシュ・フローとしてご自身の年金を頼りにしているような普通の高齢者方々が、安心して末永く住み続けていただけるような、終いの棲家として考えられる住まいの提供をコンセプトにしているんです。



終の棲家として耐えうるだけの医療や看護も提供しなきゃならない…というわけで、2015年10月、訪問看護サービスを提供する「学研ココファン・ナーシング」という会社を設立しました。
例えばですが、サ高住に入居していた人が肺炎をこじらせて入院したとしましょう。1ヵ月ほどで完治して退院された時には、筋力が非常に低下していたり、認知機能が急激に衰えたり…といったことが往々にしてあるんです。
それはつまり、入院させないことがいかに重要かということであり、そのために看護の体制を手厚くして、積極的なケアマネジメントをしていかなければならない。そうして病気予防・医療予防・介護予防ができるサ高住でありたいと考えています。
学研ココファンでは、神奈川県の湘南エリアにCCRCを展開しています。CCRCというのは「Continuing Care Retirement Community」の略称で、高齢者が健康なうちに入居し、その後介護が必要な状態になっても同じ場所で最期まで過ごせるというものです。
住み替えも可能ですし、医療依存度が非常に重い方も、メディカル施設があるので安心して暮らしていただける。非常に理想的なCCRCとなっていると自負していますが、いかんせん価格が高めになっている点は否めません。
現状で、利用料が25万円前後…と少し高め。関東圏のココファンの平均的な利用料が16万円前後であることを考えると、もっと利用しやすい価格帯でご提供できるように努力していかなければなりません。そのあたりは今後の課題として、積極的に取り組んでいきたいと思っています。


学研ココファンの取り組み ~地域包括ケアについて~
多職種連携というのは非常にハイレベルな話。学研ココファンは、千葉県の柏豊四季台というところで介護・医療・住まい・地域支援・多世代交流機能を備えた地域包括ケアのモデル事業をさせていただいていますが、これが本当に難しいんです。
事務所を共有していても、「朝礼のルールはどうするんだ?」「ゴミ捨てのルールはどうするんだ?」なんて問題が、後から後から出てくるんです。そうした細かな課題も、このモデル事業を通して解決の道筋を立て、広く一般化していきたいですね。

これからの時代、高齢者住宅もどんどん古くなっていきます。ココファンの住宅より広くて新しいところも出てくるでしょう。そういったハードの面では負けてしまうかもしれませんが、うちの商品は建物ではなく、あくまで人。職員の質が第一だと思っているので、そこには徹底的にコストをかけています。
訪問介護、ケアマネ、通所介護、ショートステイ、グループホーム、小規模多機能型居宅介護、特定施設、サ高住、食事…それぞれに実地研修があり、キャリアアップしていくような仕組みになっています。
その他には、WEB研修も充実。他社に販売しているくらいの研修商材を、グループの社員であれば活用し放題で、教材や資料も付いて、テストもあり、それがパソコン・スマートフォンで活用できる。これはもう学研クループの強みですよね。
教育というのは、経営的にはものすごいコストになりますが、同時にそれは絶対にかけなければならないコストでもあるんです。なんと言っても、職員こそがうちの商品なわけですから。
結局のところ、介護事業に対してどこまで高い志を持っているかが大事だと思っています。介護保険改定があるとバラバラと辞める会社も出てきますよね。高齢者向けの介護ビジネスというのは、大きな儲けは出ないようになっています。
ただし一定の、それほど高くない利益率で、ずっと必要とされるビジネスで続けていくことは可能です。その代わり、一回始めたら止められないのも、介護ビジネスの特徴です。若者向けや普通のマンション経営だったら、道半ばで止めたっていいわけですよ。誰か他に、かんたんに譲ってしまえばいい。
しかし、この事業だけは止められない。今、ココファンでは3500人くらいの方にご利用いただいていますが、家族や親戚まで含めたら2万人、3万人…という方の人生を背負っているわけですからね。その責任と誇りを持っての事業ですから、職員教育の徹底というのは決しておろそかにできない領域なんです。

学研ココファンの取り組み ~社員教育の徹底について~
介護の実地研修やWEB研修の他に、トーマツイノベーションと提携することでビジネスパーソンとしての研修もリンクさせて行っています。
また、新入社員にはOJT(On the Job Training)担当の社員をつけて、しっかりとコーチ研修を行います。入社したら、初任者研修は絶対で、前代表の小早川(現学研ホールディングス取締役)か私が直接。それだけ社員教育については本気だということをわかっていただけますでしょうか。

多世代交流ってなんでやってるの?と思われる方も多いですね。なんとなく、おじいちゃんおばあちゃんと小さな子どもが一緒にいると良さそうだから…なんていう風に思ってらっしゃる方も多いです。もちろんそれも良いんですが、厳密に言えば、高齢者だけが集まって住まうというのは、本来のコミュニティの形ではない、というところがスタートです。
私たちは以前、仙台市と東北大学と共同研究をして、高齢者と子どもが一緒にすることでの影響を調べました。3ヵ月間にわたって、仙台市の共同住宅で週2回、高齢者と子どもたちと交流させたんです。
そうしてビフォー・アフターを調べたところ、子どもたちと交流した高齢者には前頭前野の活性化が見られました。つまり、それが認知症予防につながるという、確かなエビデンスのある話なんです。
あるべき姿のコミュニティというのは、いろんな世代の人が集うことであり、それが高齢者の脳にも良い。子どもにとっては、これはエビデンスはありませんが、あいさつするようになるとか、我慢ができるようになるとか、キレにくくなるとか。おじいちゃんが倒れそうになったら支えてあげるとか、お茶を持ってきてあげるとか。双方にものすごく良い効果が見られるんですよね。
それだったらひとつ屋根の下にしようじゃないかということで、大型の拠点ではそうした取り組みを始めています。
これからの高齢者向け住宅の運営というのは、それだけをやっていれば良いというわけではありません。今後の社会は高齢者率が25%を超えるわけですから、中心にサ高住が来て、自立型サ高住と介護型サ高住があって、横にはファミリータイプの賃貸住宅があって、下にはクリニックや会議スペース、保育園や学童があって…といった姿が良いですよね。
同じ敷地内には大学生向けのワンルームマンションを作ったりして…、土日にはバイトやボランティアといった形で交流を持ってもらう。素晴らしいじゃないですか。これこそが、本来の“コミュニティ”のあるべき姿だと思っています。
学研ココファンが取り組んでいるのは、最初に言った通り「住まいの提供」ではありますが、同時に、新しい街づくりでもあるんです。“多世代交流”をキーワードとした新しい街づくり。今後の学研ココファンの取り組みにも、ぜひ注目してください。


学研ココファンの取り組み ~多世代交流の試みについて~
東京大田区の南千束にある赤松小学校をはじめ、多くの学校とカリキュラムと組んで交流を図っています。例えば2週間に1回程度、学研ココファンに行っておじいちゃんおばあちゃんといろんな物を作ったり。
子どもたちが来る日には、おばあちゃんはきちんとお化粧したり、おじいちゃんはパリッとしたシャツを着たり。5月は鯉のぼりを切り絵で作ったり、7月は七夕を一緒に楽しんだり。俳句を一緒に、書き初めを一緒に…といったこともありましたね。そうして3月、子どもたちからおじいちゃんおばあちゃんに感謝状を読むわけです。感動で号泣ものなんですが(笑)、こうした情緒に訴えかける取り組みもまた、高齢者の心身に良い効果を生むものなんですよね。