未来都市への成長著しい、東広島市で快適なシニアライフを

広島市の東隣に位置する東広島市。
ひとつの市として成立したのは、1970年代のことでそれほど昔ではありません。
宿場町として栄えてきた歴史がある点や、酒造りの町としての名声が昔から高い点など、単に広島の衛星都市という意味合いだけではなく、多面的な個性を備えた都市です。
特に、独特の赤瓦の町並みが残るエリアはなかなか他の場所ではお目にかかれませんし、観光客の人気の的となっています。
2005年には、近隣の自治体を吸収合併したためさらにダイナミックな都市に変わりました。
歴史観を味わえるエリアや自然が残るエリア、そして事業や商業が集中する中心部や静かな住宅地と、市内を散歩するだけでもいろいろな楽しみがあります。
市内の交通インフラについては、JRの山陽本線と山陽新幹線が中心的なインフラとして、しばしば語り草となります。
もっとも瀬戸内海に面しているため安芸津港からの海路も確立されていますし、山陽自動車道や東広島呉自動車道に代表される幹線道路の完成度の高さもずば抜けています。
市内の移動にかけては、芸陽バス・中国JRバス・広電バスが用意している路線だけでたいがいの場所にはたどり着けるはずです。
東広島市は、21世紀の近年になっても人口増加の勢いにかげりがほとんど見えないという、現代ではすっかり希少な都市のひとつになりました。
さすがにここ数年はそれほどの伸び方ではありませんが、2010年に19万人を超え、2023年には19万353人と19万人を維持しています。
高齢化率は2023年には24.6%と全国平均と比較しても低い数値となっています。
それは、学園都市と標榜する都市だけあって若年層の活躍が目立つ点と無縁ではないでしょう。
もちろん少子化・高齢化どちらも確実に前進しており、何の心配も要らないということではありませんが。
まだよそよりも恵まれている点に満足せず、高齢者福祉を進めているのが東広島市の長所のひとつ。
最近は、サービスつき高齢者向け住宅やグループホームの躍進がとにかく耳目を集めています。
前者は手ごろな費用体系になっているところが多く含まれている様子ですから、資料の取り寄せなどはおすすめできます。
それら以外の施設では、介護付き有料老人ホームにもときときリーズナブルな施設が登場している気配があります。
駅から遠く離れている可能性はありますが、バスやタクシー、そしてマイカーで目指しやすい場所にある可能性もまた高いようです。