香取市は景色の美しい観光スポットの多い街

香取市は千葉県北東部の街。
利根川の対岸は茨城県です。
2006年、香取郡小見川町と佐原市、栗源町、山田町が合併して誕生。
香取神宮が有名で、古くから鳥居前町として賑わってきました。
香取市は水が豊かな水郷で、「水郷なし」と呼ばれるブランド梨や、ブドウの生産といった農業が盛ん。
特に早場米の産地として有名で、米の出荷量では千葉県内で一番です。
日本酒や醤油の名産地でもあり、香取市は陸の幸に恵まれています。
道の駅「川の駅水の郷さわら」や道の駅「くりもと 紅小町の郷」では、地元の多様な名産品が販売中です。
香取市の市域は千葉県庁所在地である千葉市まで50km、東京まで90kmという立地。
成田市も比較的近い為、成田市への通勤者も多いのが特徴です。
JR東日本の成田線と鹿島線が通っていますし、東関東自動車道も佐原香取ICから利用可能。
国道51号「佐原街道」や356号「利根水郷ライン」といった主要道路も通っており、交通アクセスは比較的発達しています。
千葉交通や関鉄グリーンバス、京成バス、香取市内循環バス等がさまざまな路線を運行しているおかげでバス路線も豊富。
香取市役所前や銚子駅等、市内外を巡るルートや、東京方面や大阪や京都まで行ける高速バスが発着しています。
人口は1985年辺りまで増加傾向にありました。
その後は横ばい状態でしたが、2000年頃から減少し始め、2015年には7万7,499人まで減少、2023年の調査では7万1,868人となっています。
しかし、観光スポットが充実しており、多数の観光客が訪れる街です。
市内には香取神宮だけでなく、関東三大稲荷神社の一つと謳われる「多田朝日森稲荷神社」や伊能忠敬旧宅・記念館、水郷佐原山車会館、キャンプも楽しめる橘ふれあい公園等が点在。
景色の美しいスポットも多く、「佐原の町並み」や水郷筑波国定公園、あやめや藤の花等が咲く水郷佐原あやめパーク、桜の名所である「小見川城山公園」等もあります。
特に「佐原の町並み」は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、その日本ならではの美しい風景は、多くの人に愛されています。
また、小見川城山公園の「桜つつじまつり」や水郷佐原あやめ祭り、国の重要無形民俗文化財である「佐原の大祭」や、明治時代から続く花火大会「水郷おみがわ花火大会」、千葉県指定無形民俗文化財である「山倉の鮭祭り」等々、お祭りも盛り沢山です。
香取市は観光地のイメージが強いですが、市内には病院や、介護付き有料老人ホームやグループホームといったシニア向けの住まい等も揃っています。
介護付き有料老人ホームはカラオケや園芸、囲碁将棋、麻雀等、娯楽が多く、「昼間、他の利用者様と一緒に楽しく過ごせる」と好評のようです。