市内の中心市街地の周縁部に位置する駅です
現在の塚目駅は、古川駅に全面的に管理が任されている状態です。職員が勤務しない上に自動券売機などもありませんが、待合室や駅舎などはシンプルながら残されています。このような形で運営されている駅のため、周囲の住民は車両による移動を重視する傾向があります。国道347号線に近いため、遠路を目指す必要ができたときは第一にこの車道を通ることになる可能性が高いでしょう。ちなみにこの地域は、駅の西側を南北に、東北自動車道が走り抜ける場所です。
塚目駅は、奥の細道湯けむりラインに所属する駅です。塚目駅から見て最寄りの乗り換え場所となっているのは、やはり古川駅。もっとも古川駅と接続しているのは、在来線ではなく東北新幹線です。宮城県内などの移動をしたいときは、発着駅である小牛田駅まで行って、在来線各種(気仙沼線・東北本線・石巻線)を使うほうが正解でしょう。この発着駅とは、4区間しか離れていません。
なお、以上の2駅を除くと乗り換え場所は終着駅である新庄駅だけになります。新庄駅まで行ったときは、奥羽本線と陸羽西線、そして山形新幹線への乗り換えが可能となります。
塚目駅の周囲で介護施設を探すときは、市街地がつくられている方角などに配慮しながら検索作業に取り掛かる必要があるでしょう。もう1点注意をしないといけないのは、塚目駅から徒歩10~15分くらいで行けるような近場で営業している介護施設を見つけ出すことは簡単ではない、という事実です。駅から2~5キロくらいの距離にある施設が、主な施設といえそうです。
施設のタイプに関しては、サービス付き高齢者向け住宅またはグループホームがほとんどとなっています。施設への入居に関して、コストがあまり高くつかないという点が、これらの施設の大きなメリット。月額使用料は高くても10数万円で、10万円以下に設定されているところはたくさんあります。入居一時金となると、全然かからないところが過半数に達している模様です。予算が乏しい世帯には、朗報となるのではないでしょうか。