静かな水田地帯の一角と隣り合わせの生活が待っています
2016年は、首都圏で非常に人気の高いIC乗車カードとして有名な「Suica」が、陸前谷地駅でも使用できるように整備されました。陸前谷地駅の近くで行動するときは、車両を使った移動が必須でしょう。駅舎はとてもシンプルなのですが、タクシーなどを呼べるように電話は置かれています。
陸前谷地駅は、水田地帯の一角につくられている駅です。いわゆる「米どころ」に所在する駅であれば珍しいことではありませんが、陸前谷地駅となると本当に、プラットホームに降り立ったときに「四方全体が水田に囲まれている」という印象を受けます。
もちろん、人の気配がまったく感じられないわけではありませんし、歩いて数分で人家が連なる一帯にアクセスできます。しかし、本格的な人家の集まりとは1~2キロくらい離れています。
国道108号線の近くにある駅ですから、遠路への移動についてはまずこの車道を使ってよその幹線道路を乗り継ぐとよいでしょう。陸前谷地駅は、JRの奥の細道湯けむりラインに所属する駅です。隣接する古川駅は、在来線との乗り換え場所にはならないのですが、東北新幹線が乗り入れる駅ですから距離が相当に離れた場所に行くときはおおいに役に立ちます。反対方向については、発着駅である小牛田駅は、東北本線・石巻線・気仙沼線と宮城県内を代表するJRの在来線が数種類乗り入れる駅で、とても便利に使えます。
陸前谷地駅の近辺は、マイペースののんびりとしたライフスタイルを好む高齢者には、心からおすすめできる土地柄です。とはいえ、建物がある場所が限られているため、介護施設を探すときは簡単にはいかないことが往々にしてあります。施設探しを実際にするのなら、駅から3~5キロくらい離れたあたりを隈なく探すことが大切でしょう。
施設の区分に関しては、サービス付き高齢者向け住宅がいちばんのおすすめで、その次はグループホームになるでしょうか。どちらの区分と契約する場合でも、入居コストはあまり高くならないという利点がありそうです。月額使用料が10万円を切るケースはたくさんありますし、入居一時金がかからないケースもこれまたたくさんあるのです。