うきは市は「道の駅うきは」や筑後川温泉が有名な街

うきは市は、福岡県の南東部の街。
人口は1970年37,301人、1980年36,762人、1990年35,910人、2000年34,045人…と年々減少中で、2010年頃から3万人を切り、2015年の調査では29,509人となっています。2023年にはさらに減少し、28,213人との調査結果が出ました。
地理的には筑後川の対岸が朝倉市で、久留米市・八女市星野村・大分県の日田市等と隣接。
朝倉市や久留米市への通学者や通勤者が多いのが特徴です。
自然に溢れたエリアでもあり、「森林セラピー基地」に認定されています。
重要伝統的建造物群保存地区である筑後吉井地区の鏡田屋敷、居蔵の館等、吉井の河童伝説にまつわる展示物などが見られる「金子文夫資料展示館」、県史跡に指定された「発心城」、調音の滝公園、108体のわらべ地蔵と300本の梅の木で有名な「屋部地蔵公園」等、観光スポットが豊富です。
史跡も多く、重定古墳や日岡古墳・月岡古墳、国の重要文化財「平川家住宅」等も見られます。
また、1.5kmもの桜並木が続く「流川の桜並木」や、筑後吉井のおひなさまめぐり、吉井しらかべ楽市楽座・蔵しっく通り名物お宝の市等も人気ですし、筑後川温泉や吉井温泉等の温泉もあり、夏の筑後川温泉花火大会では大変賑わいます。
このように楽しいスポットやイベントの多い街ですが、高速道路のインターチェンジ(IC)は市内になく、大分自動車道の杷木ICや朝倉ICが最寄り。
しかし、一般道は国道210号や福岡県道52号・80号・81号等が整備されています。
特に国道210号には「道の駅うきは」も誕生しました。
新鮮や野菜や果物が並ぶ為、市外からも買い物客が訪れるスポットとなっています。
交通アクセスとしてはJR九州の「久大本線」が横断しており、うきは駅、筑後吉井駅、筑後大石駅から利用可能。
西鉄バス久留米が国道210号経由でうきは市と久留米市を結んでいます。
平日のみですが、うきはバスがうきは市民センターを拠点として市内を循環。
バス路線が比較的少ない為、小塩・妹川予約型乗合タクシーが運行中です。
市の中心駅は筑後吉井駅で、筑後吉井駅とその北にあるうきは市役所のエリアを中心に、ドラッグストアやホームセンター、大型ショッピングセンター等があります。
さらには、グループホーム等のシニア向けの住まいも少しずつ増加中です。
グループホームは入居時の頭金が0円~10万円程度・月額利用料は10万円未満で、入居しやすい金額。
園芸やカラオケなどが楽しめます。
駅から徒歩圏にも出来ており、車を持たない方も「気軽に面会に行ける」と好評です。