那珂川市は自然豊かな町。博多駅にも出やすい

那珂川市は福岡県の中西部の町。
北部は福岡市と、南部は佐賀県と接しています。
2023年には人口4万9,994人、高齢者率24.3%でした。
交通アクセスとしては、JR博多南線が止まる「南博多駅」が主要駅。南博多駅の住所は隣接する春日市ですが、駅前ロータリーは那珂川市にあり、バスの発着は那珂川市側で行われています。
バスは、那珂川市運行のコミュニティバス「かわせみバス」と、西鉄の運行する路線バスが運行中。
福岡市内や春日市内への路線も多く運行されます。
ちなみにJR博多南線は博多駅から博多南駅までの1区間しかなく、元は回送路線として使われていましたものを旅客線として使用しています。
設備や車両も九州新幹線のものが使われている贅沢な路線です。
なお、市東部には九州新幹線も走っていますが、九州新幹線の駅は設置されていません。
自然に恵まれた那珂川市は、景勝地や名所も充実。
中ノ島公園は、毎年夏になると涼を求め、多くの人が訪れますし、地元の生産物直売所「カワセミの里」では、とれたての新鮮な農産物が並んでいます。
また、日本最古と言われる全長5キロの人工水路「裂田の溝」があり、農林水産省の「疎水百選」にも選定されました。
神社の数もとても多く、1月~12月までさまざまなお祭りを開催。
夏に開催される花火大会「祭りなかがわ」も有名です。
那珂川市は北部が平地、その他は山地となっています。
そのため、人口の80%が北部に集まり、商業施設や病院なども北部に集中。
大型商業施設はありませんが、中・小規模のスーパーを始め、ホームセンターやドラッグストアも多く点在しています。
医療機関としては、大きな病院はない代わりに、個人病院がし市内に数多く点在。
加えて、隣接する福岡市南区に那珂川病院という大きな医療施設もあります。
珂川病院は市町境を越えてすぐの場所なので、アクセス性も高いです。
近年、珂川市内には住宅型有料老人ホームやグループホーム、介護付き有料老人ホームなども誕生。
住宅型有料老人ホームではデイサービス等を併設していますし、体験入居も可能です。
グループホームでは協力医療機関による定期訪問が受けられ、体調管理をお手伝いしてもらえます。
一方、介護付き有料老人ホームはレクリエーションやイベントが豊富。
他の入居者様と一緒に「カラオケなどで盛り上がれる」と好評のようです。