パノラマ
介護施設の状況がバラエティに富んでいるベッドタウン
平成の初めに開通した、大阪モノレール線の本線。その後約20年前に延伸が行われました。その際に新設された駅のひとつが沢良宜駅です。延伸範囲の中では当時の終着駅のすぐ隣に位置しています。茨木市は大阪市と京都府の中間に位置し、ベッドタウンとして過去半世紀発達してきました。沢良宜駅の周囲にも平坦な住宅エリアが多く、移り住んできた住民の生活を支えている大型の商業店舗などが、通りを歩いていると頻繁に目につきます。整った街並みや色濃く取り入れられている緑は、ただ歩いているだけでも気分を高揚させてくれるでしょう。
バスは現在、北口に乗り場が設置してありますが近鉄バスが路線を運営しています。自家用車を出してもらうときは、近畿自動車道を使うことが、最短時間での移動を成功させる上でカギとなります。
沢良宜駅から乗り換え先を調べると、真っ先に出てくるのは隣接する南茨木駅です。この駅は阪急電鉄の京都本線と接続しています。その2区間先からは、乗り換え先を持つ駅が3駅連続します。彩都線と連携する万博記念公園駅・阪急電鉄の千里線と連結する山田駅・北大阪急行電鉄の南北線と接続する千里中央駅がそれです。逆方面に関しては、終点である門真市駅では京阪本線に乗り換えられますし、その手前にある大日駅では大阪市営地下鉄の谷町線に乗り継ぎできます。
沢良宜駅の発足は、周囲の住民の増加を促す一因になっているという意見があります。それを裏付けるかのように沢良宜駅の利用率は、開業以来上がっていくばかりです。1日平均の乗降客数は、開業の翌年に2000人を、9年後に3000人を突破しました。とはいえ2010年代に入るとこの数値は伸び悩みの兆候を示すようになってきました。
沢良宜駅の近辺は、まだ新しい介護施設を探しやすい土地です。あいにくとその事実がまだよく知れ渡っていない点は気がかりですが。施設数だけで見るならまだ多めではないかもしれませんが、施設のタイプはかなり分散しており、バランスがよくなっています。
それ以外にも利点はあり、駅から近い場所および離れた場所の双方で施設が一定数建てられています。安い施設とそうでない施設の両方がある点も、ウェルバランスと評価できそうです。
最新式の設備をさかんに導入している施設がほとんどのため、サービスの内容や質も同様に斬新なものとなっています。体験入居などを数回繰り返して、住み心地をわが身で判断することがおすすめです。
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