北大阪有数のビジネス街は、介護施設が建つエリアでもありました

1993年から約10年の年月を費やして、駅の北部をターゲットに大規模な再開発プロジェクトが遂行されたことは、まだ記憶に新しいところ。駅構内の設備も随時リニューアルされており、エレベーターのような高齢者の移動を促進してくれる設備の新規導入などは、コンスタントに実施されています。バスターミナルは現在、北口と南口に集約されています。京阪バスや阪急バスの路線のほか、市営のコミュニティバスの路線がかなりの本数発着しています。
高槻駅は、JRの東海道本線に属する駅ですが、現在は京都線の所管とみなされることがほとんどです。高槻駅は快速と新快速がそろって停車する駅のため、スピーディーな移動には適しています。
乗り換え場所が必要なときは、京都駅方面か大阪駅方面のどちらかに出向く必要があります。京都駅で乗り換えできる主な路線を並べると、琵琶湖線や湖西線、山陰本線や奈良線など。もちろん東海道新幹線への乗り換えも難なく行えるでしょう。
大阪駅では神戸戦野東西線がJR線の主な乗り換え先です。このほか阪急電鉄の京都本線や宝塚本線、阪神本線などが、主要な鉄道会社が運営する乗り換え先です。市営地下鉄については御堂筋線・四つ橋線・谷町線が選択可能になります。
高槻駅の利用率は、2000年代に入ると1990年代より若干の低下を見せるようになりました。1日あたりの乗客数を割り出すと、1999年以後は6万3000人をことごとく下回っています。ただし2013年に入ると久しぶりに6万3000人を超過しました。
高槻駅の周囲は、ビル街というイメージが強い一帯です。介護施設などが注目されるエリアではありませんが、意外なことに駅から500メートルを越したあたりから徐々に施設にお目にかかれるようになります。
軒数だけで考えるなら実際のところ、「たくさんある」と言うことはできません。しかし2キロ離れたあたりまで足を伸ばすだけで、最新型の設備を所有する施設が何軒も見つかるのですから、一度時間をとってじっくりと探してみることをおすすめします。
施設の区分については、介護付き有料老人ホームが圧倒的に多いです。その次に多いのはおそらくサービス付き高齢者向け住宅でしょう。料金体系は高めといえば高めですが、たまにとても安いところが散在しています。