さすが近畿経済の中心的役割を果たすエリアで、老人ホームの選択肢も幅広く
駅の周辺は、近畿圏全体の経済成長に重大な役割を果たしており、住宅地だけではなく大企業の事業所や大規模な商業地区が集中しています。今もなお新しい高層ビルやマンションが建てられており、進歩がとまる気配がありません。
とにかく巨大な住宅地に面している以上、駅前に乗り入れるバスの多さは飛びぬけており、すべてを合計すると数十本におよびます。高速バスも使えるようになっており、東京や神奈川までストレートに行ける路線も確立されています。
北大阪急行電鉄南北線はかなり短い路線ですが、江坂駅に行くと大阪市営地下鉄御堂筋線に乗り換えられる点がメリットです。しかしもっと便利なのは、大阪モノレールです。こちらを使うと、大阪空港駅から門真市駅まで、大阪府内の重要な市街に容易に出向けるからです。特に阪急電鉄については、宝塚本線(蛍池駅で接続)・千里線(山田駅で接続)・京都本線(南茨木駅で接続)すべてを利用しやすい条件がそろっています。
ここまでスケールのある駅のため、毎日のように大量の利用者でごった返しています。北大阪急行側については、それでも1990年代のピークの時期と比べると利用者は減っています。2000年を過ぎてからは1日平均の乗降客数が80000~90000人台で推移していますが、2013年に久しぶりに90000人以上を記録しました。大阪モノレール側については、少しずつ利用者が増え続けており、2007年に初めて30000人を突破しました。2012年には33000人を初めて超えています。
この駅が所在する豊中市は、老人ホームや高齢者専用住宅が少ない場所だと噂されるこがあるようです。確かに、施設の数や種類に偏りがあるエリアがあることは事実。ただし、千里中央駅を軸にして施設調査をすると、イメージとは違った一面が見えてきます。
住宅型有料老人ホームや介護付き有料老人ホームだけではなく、グループホームやサービス付き高齢者向け住宅が見つかりますし、サービスの内容や費用体系にも施設ごとの個性が見られます。安い施設を望むなら安めの施設を探せますし、駅からの遠さや周囲の環境をチェックポイントにしながら選ぶこともじゅうぶんに可能なのです。焦りがある場合でも、できるだけリラックスしながら検索作業に臨むほうがよい結果を得られるかもしれません。