亀岡市は丹波黒豆等の名産が豊富。歴史的スポットも多数

亀岡市は京都府中西部の都市。
亀岡盆地や周辺山地で形成された街で、中央には保津川や大堰川が流れます。
人口は1970年47,151人、1980年69,410人、1990年85,283人…と増加の一途をたどり、2000年には94,555人まで増えましたが、その後は緩やかに減少し、2015年には89,479人、2023年には87,090人と9万人を下回りました。
京都府内で「京都市」「宇治市」に次いで、3番目に人口の多い街です。
諸説ありますが大昔、亀岡盆地は巨大な湖で、風が吹くと美しい丹色の波が立ったことから、「丹波」と呼ぶようになりました。
今では緑豊かな街となっており、水菜、篠大根、丹波栗、馬路大納言小豆、ハバネロ、丹波地鶏、猪、亀岡牛等の名物が多く、丹波黒豆は全国的にも有名です。
亀岡市内にはJR西日本が運行する「嵯峨野線」が走行。
亀岡駅、保津峡駅等から利用できます。
ちなみに保津峡駅は亀岡市と京都市西京区の境にあり、住所的には亀岡市、営業上は京都市で、駅から見える保津峡の景観は素晴らしいです。
さらには、JR山陰本線の旧線施設を利用した「嵯峨野観光線」も運行されています。
トロッコ亀岡駅から利用できるこの路線は、純粋な観光専用鉄道で、車窓からは美しい景色が眺められます。
京都縦貫自動車道も通り、篠ICや亀岡IC等から乗降可能。
一般道も五条通と繋がる国道9号や、姫路市へ向かう国道372号等の主要道路が整備されており、亀岡市コミュニティバスや亀岡市ふるさとバスいった路線バスも走っています。
また、明智光秀公首塚のある谷性寺、登山道「明智越え」、西国三十三所「穴太寺」、重要文化財「十三重の石塔」のある延福寺、丹波亀山城跡、丹波亀山城や出雲大神宮、保津峡のトロッコ列車や保津川下り等、観光スポットが実に多彩。
湯の花温泉では宿泊も出来ます。
七谷川の桜や夢コスモス園等の花の名所もあり、特に夢コスモス園では800万本ものコスモスが見られるので人気です。
亀岡駅周辺を中心に、大型ショッピングモールやスーパー、飲食店や書店、コンビニ等の商業施設もありますし、グループホームやサービス付き高齢者向け住宅といったシニア向けの住まいも出来ています。
グループホームは認知症サポートが徹底。
協力病院による24時間オンコール体制が整っており、体調不良の際はいつでもケアしてもらえます。
一方、サービス付き高齢者向け住宅の中にはクリニック併設、夫婦入居可能、アルコールOK…等々、嬉しい条件が揃った所も。
老後の住居の選択肢も増えています。