枚方市の中心街に、介護施設が今たくさん進出しています
枚方市駅は、市内の行政活動の中心地に隣接しています。市役所や市営の総合福祉会館、市民会館や図書館などにアクセスしやすい点が強みでしょう。商業施設については、駅の周囲などに総合的なショッピングセンターが建てられているほか、近くにある川原町商店街で日常の買い物はあらかた済ませることができます。
このほかに目立つ施設に、関西医科大学とその附属病院があります。また、これらの大学施設を通り過ぎると淀川に出くわしますが、この川の河川敷は散策をする場所として申し分ありません。河川敷の一部は、公営の野球場などに利用されています。枚方市駅は、バスへの乗り降りについても優れています。駅前では、ウィラー・アライアンスグループおよび京阪バスが運行する路線バスが大量に発着します。
枚方市駅は、京阪電鉄の本線および交野線が乗り入れる駅。京阪本線の管内で乗り換えできる駅を探すなら、5区間離れた八幡市駅または8区間離れた門真市駅が近いでしょう。八幡市駅では鋼索線に、門真市駅では大阪モノレール線に乗り継ぎできます。交野線の管内では、乗り換え先は1駅に絞られます。その河内森駅とは6区間離れていますが、下車したときはJRの片町線に乗り換え可能となります。
枚方市駅の利用率は、今世紀の初頭からしばらくの間、上り調子でした。しかし2010年代からはやや低迷しています。1日あたりの乗降客数は2006年に90000人を超え、その4年後に98000人台を記録しました。しかしその翌年からは90000人台をやっと超える程度の年が連続しています。
枚方市駅の周囲で介護施設を探すなら、駅から5キロくらいまでの距離を対象範囲としたほうが正解でしょう。特に、3~4キロ前後の範囲は、施設がたくさん見つかります。2キロ以内でもそこそこ施設は出てくるのですが、1キロ以内となると一気に難しくなります。
施設の種別については、介護付き有料老人ホームが圧倒的に多いでしょう。その次に住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅となります。料金体系はバラバラで、高額の施設とその反対の施設が分散されています。