脇田温泉や若宮八幡宮などが市の観光名所となっています

福岡県の北部に位置する、宮若市。
2006年に、鞍手郡の旧宮田町・旧若宮町が合併して誕生した、まだ新しい都市です。
宗像市と飯塚市に南北を挟まれているほか、飯塚市や古賀市をはじめ数多くの自治体と隣接しています。
そして福岡市・北九州市のほぼ中間地点にあることから、経済上・交通上の要衝として昔から重視されてきました。
実際に以前から、福岡市・北九州市に通勤・通学する住民がたくさんいます。
自動車関係の製造業をはじめとした工業生産で注目を集める宮若市ですが、山林が市内の過半数の土地を占めています。
市街地は主に北側、山陽新幹線の沿線を中心に発展しているのが特徴的です。
宮若市は古墳時代から定住者がいたことが立証されており、史跡の多さで有名です。
三十六歌仙絵でよく知られる若宮八幡宮や、装飾古墳として名高い竹原古墳など、見どころ満載の名所が山のようにあります。
若宮八幡宮は、1年おきに大名行列をご覧いただける祭礼を実施していることで有名です。
宮若市は自然が豊か。
その点をたっぷりと味わっていただける機会はたくさんあります。
たとえば有木公園のような公園は、お散歩の場所として優れている上に、10,000本を超える大量のヤマツツジの花を観賞していただけるためおすすめです。
また市内には、地域で収穫されたばかりの農産物などを直売している販売所が数ヵ所存在します。
宮若市には脇田温泉や所田温泉が湧き出しており、前者は奈良時代から受け継がれている湯治場として有名になりました。
脇田温泉では近年、日本一の大門松祭を年末年始に開催しています。
宮若市の住民は、移動手段を主に車両に頼ってきました。
バスについては、JRバスグループや西鉄バスグループが一般の路線を運行しています。
宮若市および鞍手町が運行するコミュニティバスもご利用できます。
幹線道路に関しては、九州自動車道が便利。
市内にインターチェンジが2ヵ所設置されています。
宮若市の人口は、減少傾向が続いています。
2023年には2万6,746人でした。
この年の高齢化率は35.5%でした。
宮若市内で介護施設へのご入居をお考えの場合は、グループホームにめぐり会える機会がたくさんあることでしょう。
したがって認知症の場合なら選択肢は自然と幅広くなります。
それ他では、介護老人保健施設や特別養護老人ホーム、さらに介護療養型医療施設やケアハウス、介護付き有料老人ホームといった施設を発見していただけます。