老若男女問わず「住みたい街ランキングin福岡」で堂々の1位!

福岡県の最西端の一角を占める糸島半島。
その大部分の土地が糸島市に属しています。
現在の名前と面積を獲得したのは2010年と、まだごく最近のことです。
2013年の春先に、「福岡ウォーカー」が企画した「みんなの住みたい街ランキングin福岡」にて、見事首位に輝いた実績を持っていますが、それは自然環境や食事面での評価や交通サービスを中心としたインフラへの信頼性が、功を奏したものと受け止められています。
実際に市の中心部では、商業施設や多様な娯楽などがどんどん洗練されており、世代や性別に関係なく楽しめるスポットとなっています。
「二見ヶ浦」や「白糸の滝」といった天然の地形を活かした観光名所や、「芥屋の大門」や「桜谷神社」のような歴史的建造物も探せばどんどん見つけることができます。
余暇の過ごし方に不自由しない都市になることに成長しているのです。
鉄道についてはJRの筑肥東線の駅が多めに設置されています。
道路事情は豊かで、とりわけ西九州自動車道と二丈浜玉有料道路に関しては、出入り可能な場所がたくさんあって重宝します。
それらを除くと国道202号線も頻繁に使用される車道です。
市内のバス事情は、昭和自動車が管理を行う路線と、「はまぼう号」と呼ばれるコミュニティバスを選択できます。
前者については、福岡市の中心地への往来が可能な高速バスの運行も担当しています。
市内の人口は、1970年代半ばから約30年間はほぼ一定のペースで伸び続けてきました。
しかし世紀が変わるとその勢いが急低下し、約10年前からは横ばい状態に変わりました。
この数年は微減傾向が確認されており、将来の人口維持に関して懸念が寄せられています。
2023年の人口は10万3,702人、高齢化率29.9%でした。
どちらも県全体の結果と大きな差はありません。
これからの高齢者介護を占うにあたりこれらの現実は重く受け止められている模様です。
特別養護老人ホームや老人保健施設(特に後者)が少なくない点からも、市当局のその姿勢は確認できます。
そのような完全に公営の介護施設を除くと、グループホームが数を増やしています。
認知症を患っている高齢者にとっては、安らぎを得られる環境が市内にたくさんあるということになるでしょう。
完全に民間の施設に目を移すと、住宅型有料老人ホームの進出ぶりが目に飛び込んできます。
入居一時金や月額使用料がとにかく安い施設が評判を上げているからです。
これらの施設は、費用面以外にも取り柄が多いですから、直接見て回ることがいちばんです。