葛生駅は緑の多い場所。住宅型有料老人ホームは食事にも心を配る
明治22年開業。現在はエレベーターなどが無いですが、スロープのおかげでハンドル型電動車イスでの利用が可能な駅です。ICカード「PASMO」利用可能。東武鉄道の鉄道貨物ヤードの跡地を利用して葛生太陽光発電所を設置したため、駅の近くに太陽光パネルエリア(メガソーラー)があるのが特徴的な駅です。
1面1線のホームと、列車が夜間滞泊出来るように作られた留置線3線を持つ地上駅。館林方面行きの佐野線が乗り入れます。佐野線は、日中は一時間に1、2本程度。本数が少ないのはネックですが、休日も本数が減らないのは嬉しいところ。1日の平均乗降人員は1041人です(2014年調査結果)。
最寄りのバス停としては駅の踏切脇にある佐野市営バスの車庫が乗降場となっています。佐野市の自主運行バス「さーのって号」の基幹線・秋山線・仙波会沢線の上仙波・大釜行と、仙波会沢線の会沢小室行が発着。ただし、基幹線以外はデマンド運行で事前予約が必要です。
基幹線は道の駅たぬま、佐野駅や佐野プレミアムアウトレットを通り、佐野新都市バスターミナルまで行くので便利です。佐野プレミアムアウトレットの周りはイオンなどの大型商業施設が顔を並べる楽しい場所。買物などが満喫出来るでしょう。
駅周辺には佐野市役所葛生庁舎(旧 葛生町役場)や佐野市立葛生図書館、桜で有名な嘉多山公園など。生活に必要な公共施設は比較的揃っています。また、駅の西側を流れる秋山川は、川幅も広めで自然豊かな川で気持ちが良いです。
駅の北側には陶芸品や絵画のある佐野市立吉澤記念美術館や入館無料の葛生伝承館があります。伝承館は地元の文化・芸能をまとめた趣深い文化系の施設。駅の南側にはスーパーやホームセンターも出来ました。
葛生駅エリアには老人ホームも点在。住宅型有料老人ホームは入居時の費用は0円・月額利用料も10万円未満。入居しやすい料金になっています。食事に力が入っており、刻み食などの介護食も作ってもらえますから、体調が悪く、飲み込みにくい方も安心して食事が楽しめるのが魅力。
葛生駅周辺は緑も多い場所。シニア世代がゆったり暮らすのに丁度良いと思います。