ササニシキやコシヒカリ、ひとめぼれなどの名産地です

宮城県の北端に位置する自治体のひとつに、登米市があります。
西半分は、栗原市・大崎市・遠田郡の涌谷町に囲まれています。
南側で隣接しているのは石巻市。
東側で隣接しているのは本吉郡の南三陸町と気仙沼市です。
北側に延びる岩手県との境界線を挟んで、一関市と向かい合っています。
2005年に発足した自治体で、それまではかなり旧登米郡を中心に、数多くの町に分かれていました。
市内は平坦な低地が目立つ地域で、古くから牧歌的な水田地帯が広がっていました。
現在も品質の良い米の産地という看板は健在です。
登米市にお住まいになるなら、ササニシキやコシヒカリなどを毎年、たっぷりとご賞味いただくことが可能です。
市内東部にお進みいただくと、だんだんと北上山地の深い緑をご覧いただけます。
この地域では林業や森林浴などのサービスがさかんに実施されています。
2010年に開園した、北上川河川歴史公園は登米市の新しい名所です。
北上川を舞台に、これまでに続けられてきた治水事業の歴史をわかりやすく学習していただける点が、この施設の最大の見どころでしょう。
自然体験広場や展望台、手入れの行き届いた芝生で覆われた広場などが設置されており、多目的でご利用いただけます。
長沼フートピア公園は、20メートルを超える巨大な風車が建てられていることで有名です。
オランダを題材とした公園で、チューリップが植えられた花壇などをご覧いただけます。
沼にハスが植えられており、開花の時期は素晴らしい眺めをお楽しみいただくことが可能です。
登米市で鉄道をご利用になるには、JRの気仙沼線か東北本線のどちらかをお選びいただく必要があります。
路線バスに関しては、公営のコミュニティバスが市民の足として機能しています。
幹線道路については、三陸自動車道にお乗り入れできるインターチェンジが市内に3ヵ所あって便利。
また、国道45号線・342号・346号・398号などが市民の間でよく使われてきました。
登米市の人口は、昭和末期から徐々に減少傾向に向かいはじめました。
2023年の時点で、74,795人という集計結果が公開されています。
高齢化率に関しては同年に、36.5%と発表されました。
登米市で介護施設へのご入居をご希望でしたら、かなり多くのグループホームにめぐり会える可能性があるでしょう。
特別養護老人ホームに関しても同様です。
民間の施設ではサービス付き高齢者向け住宅が、最近は増加しているところです。