自然と都市機能の調和した住みやすい都市

静岡県浜松市中央区は、2007年に全国で16番目の政令指定都市に移行、2024年1月1日には行政区が再編され、中区、中央区、東区、西区、南区、北区(三方原地区)が統合され中央区が誕生しました。
この地区には、初生町、三方原町、東三方町、豊岡町、三幸町、大原町、根洗町が含まれます。
中央区は市の南部に位置し、東側には天竜川、西側には浜名湖、南側には遠州灘、そして北側には三方原台地があります。
このエリアは、世界に誇る技術や製品を生み出す「ものづくり」の中心地で、多種多様な事業が展開されています。
また、舘山寺や弁天島、中田島砂丘といった美しい景勝地があり、動物園やフラワーパークなどの観光レクリエーション施設も充実しています。
農水産業も盛んで、たまねぎやジャガイモ、エシャレット、ガーベラなどの主要な生産地として知られています。
さらに、浜名湖のうなぎや舞阪漁港で獲れるしらすやとらふぐは、全国的に有名なブランドとなっています。
アクトシティ浜松を中心に、浜松国際ピアノコンクールなどの国際イベントやコンベンションが行われ、浜松アリーナなどのスポーツ施設も充実しています。
市民の憩いの場としては、浜松城公園や遠州灘海浜公園などがあり、都市機能と自然環境が調和しています。
この区域には、市の玄関口であるJR浜松駅や東海道本線、バスターミナルがあり、東名高速道路や国道1号、150号、152号、257号が各地を結んでいます。
また、南北には「赤電」の愛称で親しまれる遠州鉄道が走り、身近な公共交通機関として利用されています。
2024年時点で、中央区の総人口は60万5,938人で、そのうち65歳以上の高齢者は16万7,442人、高齢化率は27.6%です。
浜松市全体の総人口は78万6,792人で、中央区は市全体の77%の人口を占めています。
中央区内には、区役所と同じ行政サービスを提供する行政センターなどの行政サービス提供拠点が複数あります。
具体的には、中央区役所(旧中区役所)、東行政センター(旧東区役所)、西行政センター(旧西区役所)、南行政センター(旧南区役所)、舞阪支所(旧舞阪協働センター)、協働センター、市民サービスセンターなどです。
中央区の介護施設は、介護付き有料老人ホームやグループホーム、ケアハウスなど多岐にわたります。
これにより、希望に合った施設を選ぶことが可能ですが、満室であることも多いため早めの施設選びが必要です。
月額利用料の平均は18万円程で、他にもリーズナブルな施設もあるため、ご自身に合った施設探しが可能です。